Archives

All posts by banyakitahama

年が明けてもあまり雪が降らない知床です。
羅臼も麓に雪がないため、根北峠から1452峰(東斜里岳)を目指してみました。

1/5 朝は晴れていたが、途中から吹雪になる
DSCN3458
視界もなく東尾根標高1000mで下山

Exif_JPEG_PICTURE
雪は良く、新調したスキーでパウダーを楽しめました。

1/12 一週間後に単独で再チャレンジ
DSCN3496
この日は天候に恵まれたが、根北峠スタート時の気温が-20℃と極寒。

途中でおにぎりなどの行動食が全て凍り付き食べられない。飴とテルモスのお茶で何とかしのぎながら、核心部の壁を登り頂上へ
DSCN3504
雪はグラニュー糖のようにサラサラで、深いラッセルを強いられました。

頂上から斜里岳と撮ろうとカメラを出したが、あまりの寒さに急に動かなくなった。
CA3I0075
しかたなく携帯のカメラで撮るが、この一枚で携帯もバッテリーが上がり使用不能に。

じっとしていると寒さで体が動かなくなるので、すぐに下山開始。
パンケニワナイの沢は雪不足で凸凹なので、尾根を滑った。

おまけ
DSCN3508
1452峰の軌跡

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
今年も皆様の良きサポート役が果たせるよう精進して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
DSCN3419
元旦の羅臼漁港にて

大晦日は番屋に友人を迎えて、こじんまりと年越ししました。
DSCN3361
差し入れの焼き鯛が美味い!

元旦は動物観察ガイド
DSCN3375
羅臼を端から端まで走り回って、キタキツネ、トド、オオワシオジロワシなどの野鳥を観察しました。

DSCN3412
最近また疥癬が流行しているようで、痛々しいキツネが多かったです。

1/2はリピーター様とスノーシュートレッキング

今年の登り初めは藻琴山へ。
DSCN3440
スタートは晴れでしたが、山頂はガスと強風で厳冬期の様相。

DSCN3444
のんびりお散歩のはずが、冬山訓練になってしまいました。

2015年の仕事納めにして、冬シーズン仕事初め。
リピーター様とともに、スノーシュートレッキングの3日間でした。

12/26 根北峠・ルベス岳へ
DSCN3246
今年は知床4回目の沼ガール様、今回は雪ガール(?)に。

DSCN3224
オオワシの群れがちょうど峠を越えて飛んでいきました。

12/27 羅臼一日プラン
DSCN3275
まずはトドウォッチング。
いつもの場所で20頭の群れを間近で観察できました。

DSCN3292
半島先端部、相泊の海岸にてデイキャンプ。
時折吹雪模様で、最果て感抜群のランチタイムでした。

12/28 藻琴山へ
DSCN3304
例年より雪は少な目でハイマツ出ていますが、雪は締まっていました。

DSCN3331
斜里岳と海別岳。知床方面は相変わらず雲の中。

DSCN3338
屈斜路湖を見ながらのんびりランチタイム

天気とお客様に恵まれ、最高の形で2015年を締めくくることができました。
今年も一年間ご一緒いただいた皆様には感謝いたします。

翌日は旭岳へ。またも良い天気です。
姿見駅までのロープウエイは動いていましたが、まだスキーコースがオープンしていないのでスキーを積むことができません。
なので、麓の旭岳温泉からスキーで登りました。
DSCN3032
天女ヶ原からの旭岳。
ここは皆ロープウエイに乗ってしまうので歩く人は少ないのですが、素晴らしいアカエゾマツの森なので歩く価値はありますね。

DSCN3044
姿見からの旭岳。
スノーシューの登山者や大学生のスキー合宿など、多くの人が入山してました。

DSCN3095
6合目からはアイゼンで。この日も風が強く途中で引き返す人も多かったです。

DSCN3077
山頂は雲海の絶景でした。積雪期は5年ぶりです。

3日目は単独で黒岳へ。ここは過去に何度も悪天候でロープウエイが動かず断念していました。
DSCN3134
北大雪の山々。
スノーボーダーやスキーヤーが多く、トレースだらけでゲレンデ状態でした。

DSCN3136
ダイヤモンドまねき岩

DSCN3140
山頂からの表大雪。
雪のない場所にはホシガラスがいてビックリ。

雪は最悪のモナカで、下りはかなり苦労しました。
でもこの時期にしては奇跡のような好天が3日も続いて幸運なスキー遠征でした。

おまけ
DSCN3155
帰りに立ち寄った藻琴山は真っ白でした。
雪は少ないですが、もうスキーやスノーシューで頂上まで行けますね。

この一週間は大雪山方面へスキー遠征してきました。
いつもお世話になっているガイド仲間「大雪山倶楽部」の愛澤さん、東倉さんに今回も同行していただきました。

まずは十勝岳へ。
登山口の望岳台は1/5まで除雪されていて、使用可能ということです。
この時期ではありえないくらい最高の天気でした。
DSCN2903
グランド火口からの「ダイヤモンド十勝」

DSCN2932
美瑛岳と表大雪の山々。
スノーボーダーもちらほらと

標高1800mからはアイゼンで山頂へ
DSCN2962
山頂からの富良野岳。奥は芦別岳方面。

DSCN2989
天気は良くとも厳冬期の2000mはさすがに厳しく風速15m。数分も滞在していると凍傷になりそうでした。

DSCN3027

DSCN3016
前日に降ったパウダースノーは最高!
まだ雪が少ないので隠れ岩でスキーを少し痛めたが、麓までの大滑降を楽しめました。

スノーシュー+アイゼンでも雪や天候によっては登頂可能です。