シーカヤック

天候と海況に恵まれないとなかなかできない流氷カヤック。
良いタイミングでお声掛けいただいたので、数年ぶりに漕いでみました。

2/28 羅臼前浜(海岸町・北浜付近)

流氷本体は沖へ去り、岸近くの残氷を狙って出艇


知床岳をバックに。
富良野からやってきた友人は、普段厳冬期の空知川を下るほどのベテランです。

3/11 羅臼前浜(幌萌付近)

国後側で盛り上がった流氷本体が、羅臼前浜へ一気に流氷が押し寄せてきました。
朝方、僅かにあった開水面を狙って、我が師匠とともに漕ぎ出しました。

このような好条件は数年に一度です。1時間ほどで岸まで流氷が押し寄せたのであっという間に終了。
短いけど至福の時間でした。

おまけ

同日、羅臼の漁船が流氷に阻まれて帰港できず、海保の砕氷船が救助活動を行う事態となりました。
ニュースでも大きく報道されました。震災から6年の3.11は記憶に残る1日です。

8/11~13の2泊3日、タンデム艇でシーカヤック半島周回の旅へ。

羅臼側は台風通過後のうねりがまだ残っており、陸波で上陸できる場所が限られる厳しい条件でした。
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化石浜になんとか上陸して一服

初日は岬をかわさずに赤岩まで
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赤岩の朝陽

朝凪をねらって岬をかわすと、海況は一変してベタ凪に。
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知床岬

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海賊湾(通称)

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カシュニの滝と硫黄山

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蛸岩で休憩

2日目はイダシュベツ川手前まで
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オホーツク海の夕陽

3日目は五湖の断崖で、知床エクスペディションチームに合流してゴールまで。
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岩尾別からの羅臼岳

3日間とも天気に恵まれ、最後は新谷さんのツアーとご一緒できたサプライズもあり、幸運なシーカヤックの旅でした。

おまけ
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ルシャの親子クマ
今回の旅では合計4頭と、ヒグマとの遭遇はいつもより少な目でした。

前回の続きです。

標高700mあたりで雪渓が切れ、ブッシュに突入
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ハイマツを覚悟していたので、灌木帯が楽に感じた

そして最後の難関、背丈以上のハイマツ帯に突入
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ルートファインディングが上手く行き、僅か30分ほどで山頂へ抜けることができた

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山頂はテント1張り分のスペースと三角点があった

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山頂から知床岳を望む

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知床岬へ続く稜線

ポロモイ台地(知床沼)からここまでのハイマツ地獄は凄まじいと、先人たちは口を揃えて言う
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見たところ、その言葉に間違いはなさそう。いつかこの稜線を辿ることになりそうだ

下りは沢から尾根へ出てペキンの鼻に下りる
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まるで知床岬へたどり着いたときのような景色

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ペキンの鼻にある鳥居に安着のお参り
この日はBCから11時間行動、念願の無雪期初登頂でした。

翌日、帰りのカヤックはガスで真っ白。
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何とか2泊3日の旅が無事に終わりました。

僕にとって、初めてのカヤック+登山が8年前の「冬にスキーをカヤックに積んで行く」でした。
連れて行ってくれた僕の師匠曰く「これが知床スタイル」
以来、その考えを引き継いでこれまで実践してきました。

知床岳
ウィーヌプリ
ウィーヌプリ+知床岬

半島先端部に道がない知床では、カヤックでのアプローチに必然性がある他、時間や体力の軽減にもなります。
しかし海は山以上に海況判断が難しく、毎回「海が荒れて帰って来られない不安」との戦いです。
羅臼側なら最悪海岸線を歩いて帰ればよいのですが、これからはそれも叶わないウトロ側に挑戦してみようと思ってます。

ポロモイ岳は知床半島先端部にある992mの山。
登山道はもちろん、刈分けもないハイマツのジャングルに覆われた到達困難な山の一つです。

今回はアプローチにシーカヤックを用いて登頂を目指しました。
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カモイウンベ川からの知床岳

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チシマキンバイ

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化石浜

ペキン河口に上陸、BC設営
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翌朝の日の出

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ペキン川を遡行

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沢は増水していたものの比較的容易で歩きやすかった

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唯一の高巻きがこの滝

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沢はやがて雪渓に

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高度を上げていくと、国後島の向こうに択捉が見えた

後篇に続く

今日はハイマツではなくカヤック漕いできました。

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たまには海からの連山もいいですね。

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「例の海底隆起」を海から。高さは7~10mくらいでしょうか。

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人が歩いていました。まだ調査は続いているようです。

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国後もクリアに。

晴れたとはいえ、まだ5月の海。風も海水も冷たくて、最後は凍えながら漕いでいました。
半島周回も良いですが、このあたりの海岸線も人家がなく良い景観が広がっています。
4羽のオジロワシとたくさんの海鳥に出逢うことができました。