下界は残暑が厳しいですが、山の上は秋風が吹きはじめました。
入山者もだいぶ少なくなり、今日は30人程度でした。
新婚旅行で羅臼岳登頂!
タカネトウウチソウが満開
登山経験は富士山のみ。初の北海道旅行が知床。登山前に3頭ものヒグマを見てしまった新婚さんは羅臼岳の景色と自然に衝撃を受けておられました。
おめでとうございます。末永くお幸せに!
おまけ
満月と国後島
Archives
All posts for the month 8月, 2012
8/24~26、常連のお客様と2泊3日で知床岳へ。
ウナキベツ河口まではシーカヤックでアプローチ
BCの青沼
アタック日はまだ暗いうちから出発
雲海とご来光
知床沼にて
ハイマツとササのヤブ漕ぎが延々と続く
1132峰からの知床沼
湿原で一休み
1243峰。やっと知床岳山頂が見える
知床岳から硫黄山方面。
BCからハイマツと格闘すること7時間、服はボロボロ、足は痣だらけ。
「今までで一番キツかったけど達成感あるね!」
この日は14時間行動、BC帰着は日没ギリギリでした。
知床岳は元々登山道はなく不明瞭な刈り分け道だが、年々ヤブはひどくなっているので青沼からの日帰りは時間的にかなり厳しい。
*知床沼での野営は禁止されています
行動記録
8/24 9:00相泊~(シーカヤック)10:00ウナキベツ河口11:00~13:00青沼BC設営
8/25 4:00BC~6:30知床沼7:00~11:00知床岳11:30~15:00知床沼15:30~18:00BC帰着
8/26 7:30BC撤収~9:00ウナキベツ河口10:00~(シーカヤック)11:30相泊
おまけ
テント場に現れたエゾサンショウウオ。
「ウチから脱走した?」
今日の羅臼岳は暑かった!
でも天気最高、斜里岳から知床岳まで見通せました。
極楽平と羅臼岳。西日が暑くて大汗かきながらの下山となりました。
ハイオトギリと知床連山。
大沢ではチシマクモマグサが見頃です。
イワギキョウやエゾオヤマリンドウなど秋の花も咲き始めました。
ウトロ側登山道情報
弥三吉水に以下のような張り紙が。
トイレットペーパーやゴミを持ち帰らないと条例違反になるそうです。
羅臼岳登山は携帯トイレを使いましょう!
携帯トイレについて
先月羅臼岳に登頂したS様、僅か一ヶ月で再び山頂へ帰ってきました
またもや最高の天気に恵まれる晴れ女ぶり。
しかも今日がお誕生日。バースデー登頂おめでとうございます!
今回は厳しいルートの羅臼側から、価値ある登頂です。
泊場
登ってきたルートを見下ろす。
この直後にヒグマと遭遇、巨体を揺らして一目散に逃げるヒグマの姿に感動されていました。
雪渓の解けたあとから、エゾコザクラやアオノツガザクラの見事なお花畑が広がっていました
羅臼側登山道はルート上の雪渓はほぼなくなりました。
アイゼンは必要ありません。
昨夏知床沼まで行った僕が今年も帰ってきました。
今回は予告どおり、ご家族で知床連山縦走!
海に沈む夕陽、満点の星空、流れ星など絶景の連続でした。
3日目以外は最高の天気に恵まれ、前後を歩いていた登山者があちこちでヒグマに足止めをされる中、幸いにも出遭うことなく無事下山。
小学6年生になったS君はきちんと装備を背負い、いつも元気で稜線を駆け抜けていきました。
縦走した小学生って今までいるのでしょうか?
おまけ
かめはめ波!