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今冬は週末に天気が崩れることが多く、お散歩会は最近中止が続いていましたが、今日は久々に実施できました。参加者は8名+一匹。
コースはケンネベツ川左岸尾根。東岳へのルートとして使われています。
岬町岩見橋から入山し、尾根に取り付いて高度を稼ぎます。途中にはけっこうな急斜面もあり。
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沖にはうっすらと流氷も見えました。
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ラブラドールのサンディが初参加。
H770まで登ったところで、雪はカリカリ、北西の風も強く、下山開始。
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奥に見えるのは北浜岳とトッカリムイ岳。
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ご主人の後を懸命に追いかけるサンディ。
雪は少し重かったものの、豪快なダウンヒルを楽しめました。
今日のコースタイム 山スキー5名、テレマークスキー3名
10::00岩見橋~ケンネベツ左岸尾根~13:00H770~14:30岩見橋
春先にはこのルートで東岳を目指したいと思います。

現在、羅臼ビジターセンターにてシャチの骨格標本が展示してあります。
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2/19の吊り下げ作業風景
このシャチは四年前に相泊で流氷にはさまれて死んだ群れ11頭のリーダー(オス)のものです。
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事件当日、まだ生きていたシャチ。
このニュースは読売新聞全国版の一面に掲載されました。
僕も発見当日から搬送、解体作業の現場にいましたが、それはもう大変な騒ぎ。
ほとんど人気のない冬の相泊に全国からマスコミが殺到しました。
当時のレポート
変わり果てた姿のシャチを見て、当時を思い出しています。

猛吹雪からはや4日、道路は未だ通行止です。道路管理者は雪崩を心配して開けてくれません。。。
出られないなら、こちら側で遊ぶしかない。ということで、相泊方面の山に登ってきました。
目標は双子山(通称)H862。知床岳のとなりにある山で、峰が二つあるので勝手にこう呼んでいます。
相泊から海岸線を歩き、カモユンベから入山。尾根を歩いて稜線に出る。
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双子山。
ここからだと峰は一つにしか見えませんが、場所によっては二つに見えます。
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H680コルからの硫黄山と東岳。
ここまでスキーでしたが、デポしてアイゼン装着。
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山頂にて。バックは知床岳。
予報は晴れでしたが、南西の風が強く高曇り。
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稜線から相泊沼が見えます。
帰りはここに向かって滑降開始。
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相泊沼。
秘沼と呼ぶにふさわしい佇まいでお気に入りの場所です。
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流氷は相泊付近まで戻ってきました。
久々の山スキーはやっぱり楽しい。
三月の知床岬縦走に向けて、これからガンガン行きたいと思います。
コースタイム 足回り 山スキー、アイゼン
6:30相泊~6:50カモユンベ~11:00双子山11:15~12:00相泊沼12:30~14:00熊の穴

2/19~21まで、札幌国際大学の学生20名が羅臼に研修旅行にきています。
今日はフィールド体験プログラムということで、昨年閉鎖されたスキー場で雪遊びしてきました。
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スキー場からの展望。
ここまで急斜面を頑張って登ってきました。
心配された天候も何とかもち、国後や流氷を望むことができました。
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昼寝
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下りはソリで滑る。なぜか等間隔な人たち。
ほとんどの学生はスノーシューも初めて。雪遊びの楽しさに目覚めたそうです。
ハードスケジュールでお疲れの中、元気に尻すべりを楽しんでいました。
残念ながら昨年で閉鎖されてしまった羅臼スキー場ですが、バックカントリーや子供たちのスキー、スノーシューのフィールドとして遊ぶには最適です。
自然を楽しむには、「自力で登って滑ること」