前回からの続きです。
小樽を後にし、雪を求めて旭岳へ。
シーズン前、一足早くスキー登山してきました。
天気はこれ以上ないピーカン。
旭岳ロープウェイは運休中で、登山口のある旭岳温泉からスキーを履いてスタート。
雪は十分で、雪質も軽くサクサク歩けます。
第一天女ヶ原。アカエゾマツの樹林帯が美しい。目指す旭岳が見えてきました。
姿見の池付近。池は完全に凍って雪原になっていました。
六合目付近で、シーデポ、アイゼン装着。奥は十勝連峰。
ニセ金庫岩付近。奥は東大雪の山々
標高2291m。北海道最高峰の眺めは圧巻!日高山脈や阿寒岳まで見渡す。
雲海、天上の楽園、まさにカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)
エビの尻尾の造形が素晴らしい。
トムラウシを眺めながら一服。
素晴らしいパウダーでした。日が当たっても腐らないこの雪質!
悔しいですが、知床ではなかなか味わえません
今回は、山の先輩でガイド仲間でもある大雪山倶楽部に案内していただきました。
地元の彼らにとって、大雪山周辺はまさに庭のようなもの。
登山歴数十年で、自然の知識も豊富なベテランガイドについて良い勉強になりました。
下山後の反省会も盛り上がり、反省しすぎて二日酔いです。。。。
行動記録
7:45旭岳温泉登山口~10:15姿見の池~10:456合目シーデポ~13:00山頂~15:15下山
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5日ばかり旅に出ていました。
まずは、恒例の山道具の買出し。札幌で冬の登山靴を買いました。
いつもなら散々悩んで試着したりと一日ががりの作業ですが、今回は一時間で終了。
その理由は自分の求めている靴(通常プラブーツと言われているもの)が選べないからです。
現在の山スキー靴は滑り重視の兼用靴(アルペン用スキーブーツに近い)が主流で、履く人が激減しているプラブーツは次々生産中止に追いこまれています。現在生産しているメーカーは二つだけ。
アイゼン歩行に適して、しかもスキーにも使えるプラブーツ、僕は大変重宝しています。
耐用年数が5年しかないので、定期的に新調しなければなりません。
頼むから生産やめないで下さい!
その後は小樽へ。6年ぶりです。
旧友が旅人宿をやっているのでお世話になりました。
舎(やまきち)とまや
高台にあり、小樽の夜景が素晴らしいところです。
建物は細部まで手作り感が行き届いており、ゆったりくつろげるオススメの宿ですよ。
そしてうれしいことに子供たちが持っていた絵本、
関屋さんの「シーカヤックでいこう」
これを読んだ子供たちはシーカヤックの冒険に憧れているそうです。
僕はこの本の取材で半島周回に同行しており、その時関屋さんが「子供たちに未知への冒険心を持って欲しい」とおっしゃっていました。
思わぬところでこの本に出遭えて、ちょっと嬉しい気分でした。
つづく
久々の更新です。
最近は山にも行かず、毎日ひたすら薪割りしてました。
なんとか越冬用薪のめどがたったので久々に山へ。
天気が良く展望を期待して、英嶺山に登ってきました。
山頂からの知床連山。
しばらく見ないうちに、稜線はすっかり白くなっていました。
四ツ倉沼は薄氷が張っていました
ギンザンマシコ(雌)
夏はハイマツ帯など高山で見かけますが、冬は里に下りているようです。
頂上までほとんど雪もなく長靴でサクサク歩けました。
雪が平地まで降りてくるには、まだしばらくかかりそうです。
スキーで雪山を歩くのが待ち遠しいですね。
年明けから雪山のガイドを開始します。
知床のスノーシュートレッキング
雪中キャンプの新プログラムも企画中です。
町民プールでのカヤック講習会のお手伝いしてきました。
プール閉鎖のこの時期、毎年カヤックの練習に開放していただいています。
11/2 羅臼スポーツクラブ「らいず」の講習会
先生は知床山海塾の佐々木さんです。
スウィープやドローストローク、レスキューなどをご指導いただきました。
初日が終わってから「とおまわり」の反省会に呼んでいただきました。
刺身や塩辛がめちゃ美味でした。ありがとうございます!
2時まで飲んでたので
翌日は二日酔い気味の中
11/3 知床キッズのカヤック体験
子供たちは初めて乗るカヌーやカヤックに大はしゃぎ。
皆センスが良く、教えなくてもあっという間に漕げるようになりました。
僕も久々のプールで、年甲斐も無く小学生相手にマジ競泳。
一応元水泳部ですが、50mでヘロヘロです。
二日酔いのせいにしましたが、自分自身、はっきりと体力低下と体重オーバーとわかっております。
でも久々に泳いで心地よい脱力感。
来年からはプールに通おう!ダイエットにもなるし。。。。