知床夏山

翌日は日の出とともに遠音別岳ピークを目指す。

藪を漕いでいると地図にない沼を発見。
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恐らく台風大雨で窪地に水が溜まってできた期間限定の沼だが、それにしては大きい。
通年水があるかもしれません。

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ガレ場に入り展望が開ける

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山頂直下にあるモアイ像と呼ばれている岩

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最後は逆向きのハイマツに苦しめられる。
後ろはBCを張った湖。

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念願の頂上三角点。
今シーズンは知床岳、硫黄山、海別岳に続き、知床にある4つの一等三角点を拝む。

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山頂から羅臼側の眺め。勾玉の沼(通称)が見える。
昨年同時期に沼から見た遠音別岳が美しく、いずれ秋に登ってみたいと思っていた。

天候が下り坂なので、ゆっくりする間もなく下山開始。
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2日目は日の出から日没までギリギリの行動だったが、何とか天気も持ち、最後まで紅葉に包まれた山行でした。
その後寒気が入って山は一気に冬へ。
今シーズン最後の秋を満喫できました!

夏の海別岳はまだ登っていなかったので、プライベートで行ってきました。
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旧鉱山道路は4年ぶりでしたが、ますますササ藪が酷くなって大変。

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アプローチの沢は容易だが、一か所だけロープを出した。
古い固定ロープは支点の木が腐って固定されていないので使ってはいけません。

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沢を詰めるとダイレクトに山頂直下へ。予想していたハイマツ漕ぎがほとんどなく拍子抜け。

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山頂にて。一等三角点があるので夏もそこそこ人は来ている感じ。
古い山頂標識もまだ残っていた。

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徐々に雲がとれて展望が。
上から知床連山、遠音別岳、ラサウの牙。

夏の海別岳ではおそらく最短ルートだが、それでも往復20㎞、12時間行程はなかなかキツかった。
山頂付近はお花畑で、良い時期にまた来たいと思いました。

この時期にして3日間も空いてしまったので、単独で知床岳へ。
ちょうどあと一つだけ行っていない沼があったので、今回はクズレハマ川からアプローチしてみた。

源頭からの急斜面はまだ大雪渓が残っており、アイゼンを持ってこなかったことが悔やまれる。
何とか雪渓をステップを切りながら慎重に登り切り、稜線のハイマツ漕ぎに突入。

ここで痛恨にもカメラを落としてしまう。背丈以上のハイマツの中を探すのはほとんど不可能、暑さで消耗していることもあって早々と捜索は諦めた。
これから先は携帯カメラで撮ったものです。

灼熱の暑さと無風で、意識朦朧になりながら3時間のハイマツ漕ぎの末、やっとたどり着いた沼は

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知床湖沼巡りの最後に相応しい天上の花園でした。

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これで65個(?)あるといわれている知床湖沼めぐりも一段落です。全て行くのに7年かかりました。
しかも今日はハイマツ帯の中に地図に載っていない小さな沼を見つけました。
写真に収めたカメラを失くしたことが悔やまれる・・・

翌日は知床岳山頂へ。

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ポトピラベツの断崖と知床岳山頂。
この日も暑い。そして、相変わらず酷い藪漕ぎ。
フラフラになりながら山頂へ

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山頂一等三角点。冬は毎年登っているが、これを拝むのは3年ぶり。

下りは知床沼へ

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1132峰からの知床沼とポロモイ岳
ここまでの刈分けも年々藪が酷くなっている。

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知床沼到着。
ここではロープで指定している野営可能な区域の植生モニタリング調査の写真を収めた。

この日のうちに下山もできたが、暑さでバテたので途中でもう一泊することに。
普段自分がいかに涼しくて(寒くて)恵まれた気候で登山しているか痛感させられた。

今回はカメラを失くしたうえ、ハイマツ漕ぎでシャツとズボンがボロボロに。
知床岳は捨ててもいいような服で行きましょう。

羅臼には猫山(H553)という山があり、名の通り海側から見ると猫に見えます。
これは通称ではなく、国土地理院の地形図にも名前が載っています。
今日は猫山に登ってきました。登山道などないヤブ山ですが、小沢を詰めて笹藪をこぎます。
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今日最大、2mの大滝
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山頂直下の岩壁。これは巻いていきます
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ラサウヌプリとラサウの牙が見える
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2時間ほどで山頂到達。笹藪と樹木であまり展望は開けてませんが、ポカポカ日和でのんびりする。
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今日は来月で退職する環境省職員K君の送別山行でした。
3年半のレンジャー業務お疲れ様です!
新天地でのご活躍祈ってます。
今夜は反省会を兼ねた送別会です。たくさん反省してきます!
おまけ
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この滝を20mの大滝に見せようと写真撮っているSさん