更新ご無沙汰でした。
10日ほど千葉へ帰省しておりました。
向こうは暖かく、紅葉がまだピーク前でした。
養老渓谷の紅葉
そして羅臼に帰ってくるなり、氷点下の洗礼
いきなり除雪作業!
10日も内地にいると体が鈍って寒さが堪えます。
そして今朝、水道が凍結しました。
外気温-8℃、吹雪。
たぶんまた暖気で復活すると思いますが、12/1の凍結は10年目の越冬で最速記録です・・・・
おまけ
今回の帰省は苫小牧からのフェリー。行きがけにウトナイ湖へ立ち寄る。
マガンの群れ。渡りの途中に立ち寄るのは数千羽にもなる
ヒシクイとコブハクチョウ。羅臼ではなかなか見られない
オオハクチョウ
さすが野鳥の聖地、ウトナイ湖!
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一ヶ月続いた根室の仕事も一段落。
最終的には約1000本のイチイに保護ネットを巻いて終了しました。
根室名所巡り
花咲の車石。海底溶岩が海水で冷却され、このような珍しい形(放射状節理)になったそうです。
ユルリ・モユルリ島。無人島だが、野生の馬がたくさんいるそう。
そのうちカヤックで行ってみたいですね。
落石岬。
知床岬に似た雰囲気の海岸段丘。南風が吹くと20m近い波が立つそうです。ここもカヤックで漕いでみたいですね。
日本では落石岬にしかない天然記念物サカイツツジの群落。
この貴重な群落も増えすぎたエゾシカに踏み荒らされ、問題になっています。
今時期のサカイツツジ。遊歩道沿いにはエゾシカがたくさんいました。
来年はサカイツツジ保護のため、エゾシカ防護柵の設置の仕事があるようです。
今回は現場の下見に来ました。
夕暮の長節湖(ちょうぼしこ)
温根沼の横にある静かな佇まいの湖。周囲に遊歩道があり、冬はワカサギも釣れるそうです。
近くに住んでいながらほとんど行くことがなかった根室ですが、良いスポットがたくさんありますね~
越冬準備をぼちぼちやっています。
薪割り
毎年ギリギリの量なので、春先に打ち上げられた流木を集めています。
最近になって造材現場から間伐材をいただき、何とか越冬分を確保できました。
燻製作り
スモークサーモン。といってもこれはカラフトマスです。
今年のアキアジ(シロザケ)は不漁で高値、なかなか買えません。
夏にいただいたカラフトマスで初挑戦中。
さて、お味はいかに。。。
サケトバ
これは無料町民還元でいただいたブナ(婚姻色が現れた)のアキアジ。
他にも、水道配管の断熱材を巻いたり(少しでも凍結を遅らせる)、集合煙突の掃除をしたり、窓に板を打ったり(落雪で割れるのを防ぐ)、この季節は何かと忙しくしています。
おまけ
うっすらと雪化粧の知床連山
例年ならもう真っ白になるので、今年は遅れ気味です
最近は仕事で根室通いが続いていますが、今日はプライベートで根室・春国岱へ。
さすが野鳥の宝庫と言われるだけあって、ヒドリガモ、ホオジロガモ、オナガガモの海ガモ類、そこらじゅうにいるオオハクチョウ、羅臼ではあまり見かけないレンジャクなど、短時間でたくさんの鳥を観察できた。
お目当てのヒシクイは残念ながら見つけられず。
タンチョウの家族もなかよく行進中。
走古丹ではゴマフアザラシが海から顔を出していた。
帰路には別海の沼巡り。
兼金沼(かねきんとう)。途中に案内板はまったくなく、地図を見ていかないと迷う可能性大。
畔の朽ち果てた小屋の中には古いボートがあった。
看板一つなくほとんど訪れる人もいないであろうこの沼も、昔は観光客が立ち寄ったのだろうか?
茨散沼(ばらさんとう)。
ここも静かな佇まいでいい雰囲気。観光シーズンはけっこう人も来るらしい。
茨散沼に沈む夕陽とハクチョウ。
根室の魅力再発見!の1日でした。