今シーズン初のシーカヤック。
ドライスーツの上から感じる水温、まだまだ知床の海は冷たく厳しい。
けっこう波もあり、いい練習になりました。
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久々に森歩きに。
そして出会ってしいました、山親父に。
僕に気づいてすぐに立ち去ったが、200kgはゆうに越える巨体。
たぶんオスでしょう。久々に見た大物です。
最近はウチの周りにも親子連れがよく現れます。
これだけヒグマが身近に感じられる環境がたまりません(良い意味で)
今日の収穫
アイヌネギ、コゴミは一般的だが、
ミミコウモリ、エゾニワトコはチャレンジ。
ミミコウモリは、この辺りではどこでも生えている。ヨブスマソウに似ているから食えるだろう、と。
エゾニワトコはタラノメに少し似てるから食えるだろう、と。
調べてみると、エゾニワトコは山菜図鑑にも載っていた。
しかし「食べ過ぎると腹痛や下痢を起こすので注意。2~3芽にとどめること」との注意書き。
さて、お味はいかに。
ガイドの下見を兼ねて、今年まだ行っていない天頂山へ。
頂上付近はすでにハイマツで真っ黒。
登頂する気はまったく起きず、噴火口を巡って羅臼湖に下りることにする。
天頂山は最近認定された活火山で、噴火口跡が9個あるといわれています。
残雪の時期限定で、噴火口に雪解けの沼が現れます。
わかりにくいですが、下の部分は噴火口です。まだ解けてません。
この火口は見事なクレーターになっています
ハイマツを漕いで、まだ行った事のない噴火口にも足を延ばしてみました。
沼の雪解けにはちょっと早かったですが、新雪を被った羅臼岳をバックに素晴らしい景色を味わうことができました。
その後羅臼湖へ下りてみると、羅臼のスポーツクラブ「らいず」の羅臼湖スキーツアーとバッタリ。
地元のスキーヤーと談笑し、帰路へ。
ぐるっと一回り約5時間のコースです。
沼の出現とルートの雪解けのタイミングが合わないと、なかなか行けない、まさにこの時期限定コース。あと二週間は楽しめそうです。
今朝早く、近所の漁師さんから電話。
「さかな取りにこーい!」
すぐに駆けつけると、
小定置網に掛かった魚を選別中で、「何でも好きなだけ持っていけ!」
小定置網とは、雑魚(ホッケやカレイなど、夏はカラフトマス)を獲るための小型の定置網で、昆布漁師が兼業している場合が多く、生きたまま捕獲されるので鮮度が抜群に良い。
ホッケ
カレイ類
コマイ
その他、ガヤ、スケソウ、ゴッコなどたくさんありました。
遠慮がちにホッケ数匹を持参したバケツに入れると、
「そんなもんでいいのか?もっと持っていけ!」
じゃあ、とまだ生きているクロガシラなどを遠慮なくいただく。
早速帰って捌く。
さっきまで生きていたホッケの3枚卸。身がまるまると太っていて鮮度も抜群。
この先、美味しい食べ方などは、知床食ブログでぼちぼちUPしていきます。
羅臼の春漁は最盛期を向かえていますよ~