食べ物

今朝の朝陽
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手前は取り残された流氷。
この時期、番屋の前からの朝陽は、ちょうど国後島羅臼山から登ってきます。
ダイヤモンド富士ならぬ、「ダイヤモンド羅臼」と勝手に名付けました。
さて、昨日シカ肉を大量にいただきました。ありがとうございます!
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どでかいモモ肉6本!処理に半日かかりました。
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シカジャーキーの漬け込み
ハム用や切り落としなど小分けにして冷凍、残りは今晩の焼肉に。絶品でした!
知床では近年増えすぎたエゾシカ対策のため、捕獲事業がさかんになっています。
最近はテレビのニュースなどでも報道されているようですね。
羅臼町でも環境省、林野庁がSS(シャープシューティング)や囲い罠による捕獲を行っており、僕もアルバイトでちょっとお手伝いさせていただいています。
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エゾシカの囲い罠。
餌をまいてシカを囲いの中におびき寄せ、生け捕りにします。
その後はある程度育てて食肉加工される予定だそうです。
エゾシカもバカではないので、言うほど簡単に捕獲できません
思うように成果は上がっていないのが現状ですが、始めたばかりの事業なのでこれからですね。
これを読んでかわいそうと思う方もいるかもしれません。
でも地元ではシカの被害(農業や森林の食害)が甚大で、ほどんどの住民は増えすぎたシカの駆除を望んでいます。
我々はせめて獲ったシカを美味しく食べて供養してあげましょう。

今朝早く、近所の漁師さんから電話。
「さかな取りにこーい!」
すぐに駆けつけると、
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小定置網に掛かった魚を選別中で、「何でも好きなだけ持っていけ!」
小定置網とは、雑魚(ホッケやカレイなど、夏はカラフトマス)を獲るための小型の定置網で、昆布漁師が兼業している場合が多く、生きたまま捕獲されるので鮮度が抜群に良い。
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ホッケ
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カレイ類
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コマイ
その他、ガヤ、スケソウ、ゴッコなどたくさんありました。
遠慮がちにホッケ数匹を持参したバケツに入れると、
「そんなもんでいいのか?もっと持っていけ!」
じゃあ、とまだ生きているクロガシラなどを遠慮なくいただく。
早速帰って捌く。
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さっきまで生きていたホッケの3枚卸。身がまるまると太っていて鮮度も抜群。
この先、美味しい食べ方などは、知床食ブログでぼちぼちUPしていきます。
羅臼の春漁は最盛期を向かえていますよ~

エゾシカのモモ肉をいただきました。
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友人が昨日の猟で仕留め、今日解体したばがりのホヤホヤ骨付き肉です。
早速、焼肉にしました。
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ものすごい脂のりで臭みがまったくなく、レアでもいけるくらい美味しかったです。
残りは冷凍して、春先に燻製にする予定。
羅臼は、数少ない狩猟民族の土地だと改めて実感。

現在、我が家に干してあるものです。
外に干すと雪や寒さが(クマも)心配なので、部屋の中にしました。
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サケは地元写真家の倉沢さんからホッチャレをいただいて干したもの、渋柿は同居人の実家淡路島から送っていただいたものです。
ホッチャレについて倉沢さんのブログ
干し柿つくりは初めてです。(同梱されていた)しゅろの葉はほんとうに丈夫で、安心して吊り下げることができました。寒すぎて凍らせてしまうのがちょっと不安ですが、何とか美味しい干し柿をお正月に食べたいと思います。
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渋柿の皮は、乾燥させてタクアンを漬けるときに使います。
ホッチャレもそうですが、昔の人はほんとうに資源を無駄なく使っていたのだと感服させられます。