夏山ガイド

7/23~25で常連様と今シーズン1回目の縦走をしてきました。
ゲストは4年前にも1.5日で縦走していますが、今回はのんびりと3日間かけて歩きました。

三ツ峰の雪渓はまだ少しのこっています。テントサイトはまだしばらくは水取れそうです。


雲海に沈む夕日、夜は満点の星空でした。


朝露のチングルマ。今年は開花が全体的に早めで綿毛が多かった。


ガスから顔を出す羅臼岳


しばらくするとすっかりガスが取れました。
両側の海は雲海で、まさに天上人の気分でした。


雪解けの遅い第一火口テントサイトはお花畑満開でした。


朝靄の第一火口


硫黄山ピークにて、歩いてきた縦走路を振り返る。

毎日14時前にはテント場に着いて、のんびり昼寝したり明るい時間から晩酌したり。
天候にも恵まれ、ゲストは久々の縦走でリフレッシュできたようで何よりでした。

7/25現在の縦走路情報
・縦走路の雪渓はサシルイ北面100mほどを除いてほぼなくなりました。
・三ツ峰テントサイトの水はまだでていますが、例年より雪解けは早いのでお盆までは持たないかもしれません。
・二つ池手前の雪渓はまだ水取れます。
・シレトコスミレは、一番遅く咲く第一火口テントサイトでも開花を確認できず、終わった可能性が高いです。縦走路の開花はすでに終わっています。
・硫黄山山頂直下の雪渓、硫黄沢の雪渓はともに完全になくなりました。

おまけ

第一火口の雪渓にて。この標高で蛇は珍しいですね。
冷たい水で麻痺してしまったのでしょうか?

羅臼温泉~羅臼岳~岩尾別温泉と横断登山してきました。

7/7現在の羅臼側ルートの状況です。

泊場先の雪渓は少な目です。雪渓を登らなくても右にルートが出ていますので迂回してください。
ピンクテープ見落とさずに。


屏風岩下部からお花畑上まではまだ大雪渓が残っています。
ここを下山時には(特にガスで視界がないとき!)このロープを越えてサシルイ沢に迷い込まないように注意。


大雪渓の通過には10本爪以上のアイゼンとピッケルが必要です。雪は固く軽アイゼンは役に立ちません。
雪渓は約1㎞続き、斜度も急で、通過は最低1時間かかります。


お花畑標柱(まだ雪の下)付近からは誘導ロープがありますので、視界不良時の道しるべになります。
羅臼平へのトラバースルートにも誘導ロープあります。


羅臼側は誰にも(クマにも)逢わず、岩清水でウトロからのルートと合流した途端、たくさんの登山者でにぎわっていました。

この日は健脚のゲストで羅臼側ルート登り6.5時間、ウトロ側へ下り4時間、山頂休憩含め合計11時間でした。
羅臼側の往復は雪渓のある今時期、最低12時間はみたほうがよいですね。

この時期特に多いのは、ウトロから登って羅臼に降りようとしてアイゼンがなく雪渓で滑落したり道迷いする人です。
ウトロ側とはまったく状況もレベルも違う登山道なので、アイゼンのない方や地図を読めない方は羅臼側ルートには踏み込まないほうがよいでしょう。

6/28~29の一泊で硫黄山へ。


硫黄沢の雪渓。下部は中途半端に雪渓が残り踏み抜きに神経を擦り減らす。


ちょうど稜線に出るころからガスが取れ、半島先端部の展望が広がる。


5年前の縦走では踏めなかった頂上へ!


今回はシレトコスミレの撮影がメインでした。
世界中の珍しい植物を見てきたゲストにとっても、憧れの花だったそうです。


シレトコスミレに負けず劣らず「高嶺の花」な3人でした。

おまけ

硫黄山山頂直下分岐から縦走路へ入るとこの雪渓をトラバース(横断)しなければなりません。
雪が固い時はアイゼンピッケル必要です。滑落すると急傾斜のため危険です。

夏山シーズン始まりました。
スタートからリピーター様の再挑戦が続きました。

6/21 羅臼岳

昨年9月は雨で中止も、今回は最高の天気でリベンジ!


この日はサクラがあちこちで満開でした。

6/24 羅臼岳

今年3月は悪天候で斜里岳を断念。
今回も予報は雨、しかし思ったより崩れずに展望有で無事登頂!

6/25 雌阿寒岳

翌日も予報に反して展望あり。
ゲストはその後斜里岳と雄阿寒岳にも登って、4日間で4座登頂。
その体力と行動力に脱帽です。

9/23~25の2泊3日で、常連のご夫婦をゲストに今年4回目、シーズンラストの連山縦走です。

初日は大雨、ずぶ濡れになりながら羅臼平まで。
以前羅臼岳には登っているので山頂はパスしてテントで鋭気を養う。

翌日からは最高の天気。
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期待薄だった紅葉でしたが、予想に反して稜線は深紅の絨毯。
真っ赤に染まったチングルマやクロマメノキが疲れを癒してくれました。

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連日の11時間行動、見事「古希記念の知床連山縦走」完遂です!
私のゲストではこれまでの最高齢ですね。おめでとうございます。