知床沼

2泊3日で常連様とともに知床沼へ。

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1泊目は青沼で。
いつも美しい佇まいですが、この時期は虫に注意。
やぶ蚊、ブヨ、ヌカカ(らしきもの)が大量に襲来してきます。

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崩壊地の登りは花盛り

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ポロモイ台地に上がるとハイマツ地獄が待ち受けています。

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知床沼にて。
到着時ガスに覆われていた沼も夕刻に1132峰が映り込みました。

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知床沼での野営は決められたロープ区間内のみ認められています。
知床沼の野営について(ルサフィールドハウス)

今回の目標は知床岳でしたが、ペースや天候を考慮して、キャンプしながらのんびりと知床の秘湖沼を楽しむことにしました。

おまけ
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崩浜の海岸線は花盛り。
知床固有種のエゾモメンヅルも満開でした。

この3連休は常連様と知床岳を目指しました。
初日は北風が強く、稜線は轟々と唸りをあげるほどで、知床沼まで行くのをやめて途中で幕営しました。
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初日のテント場、通称「青沼」。
2日目も朝から雨、稜線もガスで覆われている。
知床岳登頂を諦め、ゆっくり出て知床沼へ。
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崩壊地の登り
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年々足場が崩れて狭くなっている
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ポロモイ台地のヤブ漕ぎ。
ハイマツとササが刈り分け道を覆って非常に歩きづらく、ルートを失う危険性あり。
特に台地入口は、踏み跡がササに覆われ非常に分かりづらく、初めての人はここで迷う人が多い。
雨と露で全身ずぶ濡れになりながら知床沼へ到着するも、ガスで真っ白。
翌日の晴天を期待して幕営する。
そして3日目の朝、苦労してここまで来た甲斐がありました!
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暁に染まる1132峰と知床沼。
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陽を浴びて移り変わる山の色が劇的でした。
常連様もこの景色で、知床岳に登れなかったことが吹っ飛んでしまったよう。
毎年ここに来ている僕もここまで美しかったこのは初めて。あきらめないで登ってきて本当に良かった。
知床沼、知床岳を目指す方へ
登山道はありません。ルートのほとんどは獣道です。
地図、コンパス、GPSを携帯しましょう。
ここ数年は踏み跡や刈り分け道がヤブに覆われ非常に分かりづらく、所要時間も昔に比べて多くかかるようになっていますので、日程には余裕をもって臨みましょう。
最近は道迷いで到達できない事例も多く聞きますので、安易な入山は控えるべきでしょう。
知床沼で野営する場合は、必ずロープの内側にテントを張り、周辺の植生保護に努めてください。
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テントスペースは3張程度しかありません。大人数での野営は控えましょう。
知床岳方面を目指す方へ

8/15~16の1泊2日で知床沼ガイド
参加者の僕は小学5年生。3年連続の知床で、羅臼湖、羅臼岳、知床沼と着実にステップアップしてます。
将来の夢はエベレスト登頂!
初日は暑くて大汗かきながら歩く。野営地でテントを張ったら土砂降りの雨。間一髪セーフでした。
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ハマナスの咲く海岸線
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野営地にて。いつでも仲の良い母子
2日目は朝から雨模様でしたが、元気に出発。
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崩壊地脇の急登
背丈まで埋まってしまうヤブ漕ぎ
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「前が見えない~」
「崖のぼりしてみたい!」
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「崖のぼり」と「テント泊」のご希望で知床沼になりました。
知床沼到着!
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今まで小学生でここまで来た人はいるのでしょうか?
2日目は12時間行動でしたが、悪天候にもめげず最後まで元気一杯でした。
来年は連山縦走だね!

2泊3日で知床岳を目指しましたが、大雨で途中断念。
予定変更して奥深い森でのんびりキャンプしてきました。
相泊~崩れ浜の海岸線では、昆布のじゅうたんが広がっています。
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昆布の干場(かんば)を通過する際は、漁師さんに一声かけて、邪魔にならないように端を歩きましょう。
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観音岩の崖は固定ロープがありますが老朽化しています。念のため30mほどのザイルを持参したほうが安全です。
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原生林の沢で一休み
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2泊した野営地。美しい沼のほとりです。
今回はフードコンテナを持参しました。ヒグマに対する食料保管ケースです。
今年から「知床半島先端部地区 利用の心得」でも推奨されていますが、僕は実際使うのは今回が初。
重くて容量が小さいのが難点ですが、去年の秋に知床岬方面でテントの食料がヒグマに荒らされた事例もあり、やはり持って行くと精神的に安心できます。今回はそれを実感しました。
その理由は
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やっぱり現れてしまったのです。三頭の親子連れでした。
食事も終わりそろそろ夕闇がせまってくるころ、沼の対岸約50mに突然現れました。
僕たちに気づいても関わりを持ちたくないそぶりを見せた親クマでしたので少し安心でしたが、油断は禁物。
食料をフードコンテナに入れてテントから離して寝ました。
絶対安全とはいえませんが、食料をテントに保管するよりは安全でしょう。
そして今回使ってみてわかったフードコンテナの利点
椅子にするとちょうど良い高さ
快適な姿勢で野外調理できます!
そんなわけで「フードコンテナ」は意外と役に立ちました。
羅臼ビジターセンターやルサフィールドハウスでレンタル(1日1000円)していますので、知床岬や知床岳を目指す方、知床の山奥でキャンプする方は持っていたほうが良いでしょう。
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今回は残念ながら知床岳には行けませんでしたが、
海岸トレッキング、岩登り、原生林トレッキング、野営、秘沼、ヒグマと内容盛りだくさんでのんびり楽しめました。
興味ある方はコチラまで

五連休でどこもかしこも大混雑の知床。
そんな人混みとは無縁の知床沼に一泊山行です。
相泊から海岸線を歩き、観音岩で崖を越える。
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ほとんど垂直な斜面。
ここは古い固定ロープがありますが、念のためザイルを持参したほうが安全です。
ウナキベツ川から山に入り、青沼(通称)にBC設営
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何度来ても神秘的でキレイな沼です。
夜は強風でテントがゆらゆら。稜線はすごい風が吹いていました。
翌日は早朝に出発。崩壊地を登ってポロモイ台地へ。
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崩壊地の崖
稜線上は紅葉が見事でした。
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タカネナナカマド
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チングルマ
風が冷たく体感気温5℃位。ハイマツと格闘しながら知床沼へ
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強風で白波が立つ知床沼。
正面にそびえる1132峰が色づいて、すっかり秋模様。
お客様は夏の硫黄山縦走に続き、また一つ知床の奥地に足跡を残しました。
次は念願の知床岬ですね。
*ルート情報
このルートは登山道ではありません。
刈り分け道や踏み跡がかろうじて残っている程度です。地形図を読んで 行動できる技術が必要です。
特に、ウナキベツ河口~H400青沼は道が不明瞭で迷いやすくなっています。
崩壊地上部からポロモイ台地へ上がる箇所も迷いやすいので注意しましょう。
知床沼、知床岳、知床岬方面を目指す方は事前にルサフィールドハウスに立ち寄り情報を得てから入山しましょう。