ガイド研修で根室へ行ってきました。
知床ではあまり見られない北方針葉樹林を歩き、森の形成過程や、特異な植生をレクチャーしていただきました。
過去に伐採を免れた太古の森。森の年齢(樹齢ではない)は推定3000年とのこと。
ここは平地なのに森林限界になっている場所で、羅臼湖で見られるような植生がありました。
一日雨でしたが、それがかえってこの森の良さを引き出していました。
雨で登山ができないときは、こんな森を歩くのもいいですね。
今日は早朝から羅臼ビジターセンター主催の自然観察会に参加
多くの野鳥を観察し、囀りを勉強させていただきました。
ちょうど新緑と春紅葉が見頃で、残雪を踏みしめながらの森歩きは気持ちよい季節です。
知床横断道路の翔雲橋付近は
残雪、新緑、春紅葉に加えてサクラも開花
峠付近はまだ雪山、山から降りてくれば新緑と春紅葉、町には桜が咲いている。
個人的には山が一番きれいな時期かなと思います。
羅臼は麓でもまだ雪が残っていますが、ようやく桜が一部で開花しはじめました。
今日は年に一度の健康診断があり、その帰りに幌萌町へ行ってきました。
ミズバショウやエゾノリュウキンカがちょうど満開でした
遠音別岳や知西別岳、
今時期一番おススメの散策コースですが、遊歩道は一部まだ雪が残っており、雪解け水が流れています。
しばらくの間は長靴必携ですね。
入口にはらうす峠茶屋がありますので、わからない方は聞いてください。
お昼ごはんも美味しいので是非。
そしてかなり遅れた感がありますが、やっと見てきました。例の海底隆起。
現場付近は立ち入り禁止になっていますので、少し離れた場所から見学。
この部分が隆起したとのこと。遠くから見てもかなりの大きさです。
現地はまだ専門家による調査が行われていますが、早く落ち着いて近くで見学できるようになるといいですね。
帰路には山菜取りへ。ギョウジャニンニクはちょうど良い感じですが、タラの芽はまだ出ていませんでした。