厳冬期の東岳にてBCスキー。2週続けて滑ってきました。
粉雪を散らしながら1000mのダウンヒルは至福の時間でした。
東岳は近年、遠方からも滑りに来られる方が増えているようです。
BCとして素晴らしいフィールドですが、知床の気象条件は厳しいです。
冬山登山の心づもりで入山しましょう。
我々も、裏山といえるこの山の厳しさに何度も痛い目をみています。
過去何度もご一緒いただき、羅臼岳パートナーとも呼べるTさんとともに厳冬期の羅臼岳へ。
今回はウトロ側からアプローチ、初日は出発が遅れ途中で日没に。
闇に浮かび上がる羅臼岳
徐々に雲も取れ、「今回はもしかしたら行けるかも!」と意気込んだが
この後標高1400mまで頑張りましたが、完全にホワイトアウトになりやむなく下山。
やはり厳冬期の羅臼岳、簡単に登らせて貰えません。
下りはホワイトアウトの中、私は完全に雪酔いしてしまい、吐き気でフラフラになりながら滑ってきました。
雪が良かっただけに悔しかったですが、怪我なく無事に帰れたので良しとします。
年が明けてもあまり雪が降らない知床です。
羅臼も麓に雪がないため、根北峠から1452峰(東斜里岳)を目指してみました。
1/5 朝は晴れていたが、途中から吹雪になる
視界もなく東尾根標高1000mで下山
1/12 一週間後に単独で再チャレンジ
この日は天候に恵まれたが、根北峠スタート時の気温が-20℃と極寒。
途中でおにぎりなどの行動食が全て凍り付き食べられない。飴とテルモスのお茶で何とかしのぎながら、核心部の壁を登り頂上へ
雪はグラニュー糖のようにサラサラで、深いラッセルを強いられました。
頂上から斜里岳と撮ろうとカメラを出したが、あまりの寒さに急に動かなくなった。
しかたなく携帯のカメラで撮るが、この一枚で携帯もバッテリーが上がり使用不能に。
じっとしていると寒さで体が動かなくなるので、すぐに下山開始。
パンケニワナイの沢は雪不足で凸凹なので、尾根を滑った。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
今年も皆様の良きサポート役が果たせるよう精進して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
元旦の羅臼漁港にて
大晦日は番屋に友人を迎えて、こじんまりと年越ししました。
差し入れの焼き鯛が美味い!
元旦は動物観察ガイド
羅臼を端から端まで走り回って、キタキツネ、トド、オオワシオジロワシなどの野鳥を観察しました。
最近また疥癬が流行しているようで、痛々しいキツネが多かったです。
1/2はリピーター様とスノーシュートレッキング