羅臼岳

羅臼温泉~羅臼岳~岩尾別温泉と横断登山してきました。

7/7現在の羅臼側ルートの状況です。

泊場先の雪渓は少な目です。雪渓を登らなくても右にルートが出ていますので迂回してください。
ピンクテープ見落とさずに。


屏風岩下部からお花畑上まではまだ大雪渓が残っています。
ここを下山時には(特にガスで視界がないとき!)このロープを越えてサシルイ沢に迷い込まないように注意。


大雪渓の通過には10本爪以上のアイゼンとピッケルが必要です。雪は固く軽アイゼンは役に立ちません。
雪渓は約1㎞続き、斜度も急で、通過は最低1時間かかります。


お花畑標柱(まだ雪の下)付近からは誘導ロープがありますので、視界不良時の道しるべになります。
羅臼平へのトラバースルートにも誘導ロープあります。


羅臼側は誰にも(クマにも)逢わず、岩清水でウトロからのルートと合流した途端、たくさんの登山者でにぎわっていました。

この日は健脚のゲストで羅臼側ルート登り6.5時間、ウトロ側へ下り4時間、山頂休憩含め合計11時間でした。
羅臼側の往復は雪渓のある今時期、最低12時間はみたほうがよいですね。

この時期特に多いのは、ウトロから登って羅臼に降りようとしてアイゼンがなく雪渓で滑落したり道迷いする人です。
ウトロ側とはまったく状況もレベルも違う登山道なので、アイゼンのない方や地図を読めない方は羅臼側ルートには踏み込まないほうがよいでしょう。

夏山シーズン始まりました。
スタートからリピーター様の再挑戦が続きました。

6/21 羅臼岳

昨年9月は雨で中止も、今回は最高の天気でリベンジ!


この日はサクラがあちこちで満開でした。

6/24 羅臼岳

今年3月は悪天候で斜里岳を断念。
今回も予報は雨、しかし思ったより崩れずに展望有で無事登頂!

6/25 雌阿寒岳

翌日も予報に反して展望あり。
ゲストはその後斜里岳と雄阿寒岳にも登って、4日間で4座登頂。
その体力と行動力に脱帽です。

今シーズンのガイド納めは常連さんとともに羅臼岳へ。
過去2年は同時期に悪天候で登れなかったのですが、3度目の正直で素晴らしい天候に恵まれました。

夜明け前に羅臼温泉からヘッドランプで入山
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里見台からの朝焼けと漁火がキレイでした

積雪は思ったより少なく、登山道にうっすら積もる程度。
第一の壁~泊場まではヒグマの足跡に先導してもらいました。

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海に浮かぶ国後島

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岩清水のアイスキャンディーは美味でした

山頂は予想外に暖かく、30分も滞在できました。
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朝は白かった連山もプラス気温でだいぶ融けましたね。白い連山を期待していたのですが・・・

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かろうじて残っていたエビの尻尾。山頂から見えた羅臼湖は、少し凍り始めていました。

下山は岩尾別温泉へ
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大沢もこの時期にしては積雪少な目でした。

例年は柔らかい積雪に苦しめられる時期ですが、この日はホントに幸運でした。
これからの時期は日も短く、天候により一気に冬山に変化するので、今回の山行はあまり参考にはなりませんね、念のため。

これで今シーズンのガイド業務は全て終了です。
シーズンを通して事故もなく無事終えることができました。
ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。
次回は冬山でお逢いできることを楽しみにしております。

おまけ
前日は武佐岳へ足慣らし登山。カラマツの黄葉は見事でした。
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