沢登り

ここ数日は地質調査のサポート業務でした。
昨年までに行けなかった沢や、再度サンプルを採取しなければならない地点など、補足的な調査です。

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ガスガスの知床峠付近でハイマツ漕ぎ

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根気のいる火山灰調査

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雪渓を利用して天頂山へ。久々の羅臼岳がお目見え。

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天頂山火口湖。5月下旬から雪解けはほとんど進んでいませんでした。

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サシルイ川源頭を再訪。昨夏は1泊で沢から詰めたが、今回は登山道から雪渓を利用して日帰りアタック。

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シーズン初の沢は、カムイワッカ下流部へ

ハイマツ、雪渓、沢、登山道とバリエーションに富んだ数日間でした。

おまけ
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知床連山にかかる滝雲。
羅臼は雨で8℃、ウトロは天気も良く16℃。
今日は夏の知床らしい天気でした。

シルバーウイークは常連様と2泊3日の旅へ。
混雑を避け、ほとんど人が行かないような場所ばかりを巡ってきました。

初日は天気模様も悪く、大雨の後で沢の増水も懸念されたので観光へ

チミケップ湖
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20年ぶりに訪れましたが、相変わらず静寂でした。

男鹿の滝
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斜里岳の湧水が20mの滝となって落ちています。
長いダート走行のためか、連休なのに誰もいませんでした。

2日目は知床の山奥にある秘湯へ
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延々と続く笹藪漕ぎ

藪を漕ぎ沢を詰め、6時間かけてようやく辿りついた温泉
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源泉43℃位。ちょっと熱めですが、最高のロケーションです。
日没が迫っているため入浴僅か15分で撤収、下山は日没ギリギリでした。

3日目は一般登山道で斜里岳へ。
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さすがに連休で人だらけ、この日だけは人と出逢った山でした。

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山の上は紅葉が良い感じになっています。今年は少しピークが早そうですね。

常連様曰く「しばらく沢と藪はいいや」

夏の海別岳はまだ登っていなかったので、プライベートで行ってきました。
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旧鉱山道路は4年ぶりでしたが、ますますササ藪が酷くなって大変。

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アプローチの沢は容易だが、一か所だけロープを出した。
古い固定ロープは支点の木が腐って固定されていないので使ってはいけません。

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沢を詰めるとダイレクトに山頂直下へ。予想していたハイマツ漕ぎがほとんどなく拍子抜け。

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山頂にて。一等三角点があるので夏もそこそこ人は来ている感じ。
古い山頂標識もまだ残っていた。

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徐々に雲がとれて展望が。
上から知床連山、遠音別岳、ラサウの牙。

夏の海別岳ではおそらく最短ルートだが、それでも往復20㎞、12時間行程はなかなかキツかった。
山頂付近はお花畑で、良い時期にまた来たいと思いました。

ここ最近は地質調査のサポート業務で、連日の沢登り。

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大滝の連続する沢の一泊調査では、ヒグマに遭遇しながらも、狙った場所で目的の火山灰を発見。
これは過去の羅臼岳噴火に関する貴重なサンプルとなるそうです。

別の沢では降雨で沢が増水し、途中で撤退。
来年の課題が一つ残ってしまう。

この時期は水も気温も暖かくて、快適ですね。
次回の調査は足の感覚が麻痺する10月下旬の予定です。

この時期にして3日間も空いてしまったので、単独で知床岳へ。
ちょうどあと一つだけ行っていない沼があったので、今回はクズレハマ川からアプローチしてみた。

源頭からの急斜面はまだ大雪渓が残っており、アイゼンを持ってこなかったことが悔やまれる。
何とか雪渓をステップを切りながら慎重に登り切り、稜線のハイマツ漕ぎに突入。

ここで痛恨にもカメラを落としてしまう。背丈以上のハイマツの中を探すのはほとんど不可能、暑さで消耗していることもあって早々と捜索は諦めた。
これから先は携帯カメラで撮ったものです。

灼熱の暑さと無風で、意識朦朧になりながら3時間のハイマツ漕ぎの末、やっとたどり着いた沼は

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知床湖沼巡りの最後に相応しい天上の花園でした。

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これで65個(?)あるといわれている知床湖沼めぐりも一段落です。全て行くのに7年かかりました。
しかも今日はハイマツ帯の中に地図に載っていない小さな沼を見つけました。
写真に収めたカメラを失くしたことが悔やまれる・・・

翌日は知床岳山頂へ。

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ポトピラベツの断崖と知床岳山頂。
この日も暑い。そして、相変わらず酷い藪漕ぎ。
フラフラになりながら山頂へ

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山頂一等三角点。冬は毎年登っているが、これを拝むのは3年ぶり。

下りは知床沼へ

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1132峰からの知床沼とポロモイ岳
ここまでの刈分けも年々藪が酷くなっている。

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知床沼到着。
ここではロープで指定している野営可能な区域の植生モニタリング調査の写真を収めた。

この日のうちに下山もできたが、暑さでバテたので途中でもう一泊することに。
普段自分がいかに涼しくて(寒くて)恵まれた気候で登山しているか痛感させられた。

今回はカメラを失くしたうえ、ハイマツ漕ぎでシャツとズボンがボロボロに。
知床岳は捨ててもいいような服で行きましょう。