斜里岳

4/23~24の1泊2日で斜里岳へ。
根北峠から入山、森林限界の800m付近でBC設営。

早めにテント張って、ポカポカ陽気の中で乾杯


テン場からの日の出。


東尾根と東斜里岳(1452峰)。例年よりかなり早い雪解けに、藪漕ぎも覚悟しました。

藪をかわしながら、1452峰をトラバースして稜線へ。
雪は思いのほか固く、核心部ではロープで確保しながらの行動でした。

稜線はまだ雪が残っていてアイゼンが良く効きました。

BCから3時間ほどでピークへ。

山頂標識がなくなっていました。


下りも少し藪を漕いだが、順調にBCへ戻り下山。

何とか雪を繋いでギリギリ間に合った斜里岳東尾根でした。
GWはもうハイマツが立ち上がって厳しそうですね。

常連様とともに、1泊して斜里岳へ。
初日は強風が残る中、根北峠から2時間樹林帯を歩いてBC設営。

標高800mのテント場からは日の出が見えた。

当初はパンケニワナイ沢を詰めて、斜里岳をダイレクトに狙う予定であった。
しかし沢に降りてみると、とんでもない光景が。

前々日の大雨で、沢が轟轟と流れている。この時期では初めてのこと。
しばらく渡渉しながら遡行してみたが、途中の大滝も完全に露出して巻くこともできない。
沢を詰めるルートは断念した。

やむなく東尾根へ登り返す。

尾根に出るまでは急登で、かなり消耗させられた。


東斜里岳(1452峰)。


核心部の壁はロープで確保しながら通過


頂上にて。
天気は最高で風もなく、海別岳など知床連山の展望が素晴らしかった。
流氷はかなり減っていて、沖に少し見えるだけだった。


斜里岳本峰をバックに。
残り時間や体力を考慮して、今回はここまでとした。

5/2は天頂山へ行く予定も、知床横断道路が雪崩のため通行止。
根北峠から斜里岳への代替プランになりました。

午前中は強風とガスで真っ白。入山を遅らせて、尾根での晴れを信じる

最初は真っ白も徐々に光が差して・・・


見事に晴れて海別岳も!


ハイマツのエビの尻尾


南斜里岳(左)と東斜里岳。
東尾根1000mまでの半日トレッキングでしたが、晴れて展望抜群でした。

先週に続き、常連様と斜里岳を目指しました。

3/25 悪天候で行先を藻琴山へ変更

お昼からの天候回復を信じて登りましたが、上部はガスと強風。
屈斜路湖はかろうじて望めました。


山頂はガスで視界なしも、風も収まり明日の好天を期待しつつ、良い足慣らしになりました。

3/26 ようやく晴れて斜里岳へ

日の出とともに根北峠から出発。
この一週間に降り積もった重たい雪20㎝で地獄のラッセル。
樹林帯突破に通常の倍の4時間を要しました。


稜線に出ると最高の展望。この景色を見たくて2週連続で知床へお越しです。


海別岳の両側には流氷の海。


葉形のエビの尻尾。
昨年5月に羅臼岳でも見られましたが、自然の造形美は不思議です。

下山リミットが15:00のため今日は標高1200m付近まででしたが、先週から数えて4度目の正直でようやくこの景色に出逢うことができました。

おまけ

下山後の峯浜パーキングにて

一月前に東岳を登頂した常連様と1泊2日で斜里岳へ

お昼に斜里駅へ到着し、すぐに根北峠から入山。2時間歩いて樹林帯でBC設営。
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テンバからの日の出

今回は本峰ピーク狙い。東斜里岳の雪壁を回避して、パンケニワナイ沢を詰めました
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締まり雪でサクサク登る。右が東斜里岳。

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トラバースはアイゼンが良く効きました。

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BCからわずか2.5時間で山頂へ。
快晴無風、360度の展望。こんな良い斜里岳は久々です。
オホーツク海には流氷帯が散見されました。

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この天気の中、稜線を歩ける幸運

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お昼前にBCへ帰着し、ポカポカ陽気でお昼寝まで

昨冬の知床岳、先月の東岳に続き、これで冬山3回連続で天気に恵まれたYさんです。
今日、斜里岳山頂から見えた山はほとんど登頂済ですが、来年新たに目指す山を決めて下山しました。