久々のプライベート山行は、山仲間のTさんとともに羅臼岳へ。
Tさんとは3年前に北斜面を滑りましたが、今回は羅臼側から南東斜面を狙います。
天気も良く汗ばむくらいの陽気でした。
登山川右岸尾根からの羅臼、三ツ峰、サシルイ
山頂までスキーを担ぎあげたTさん。
ちなみに僕はスキーに自信がないので、1400mでシーデポしました。
山頂は立っていられないくらいの強風でしたが、うまい具合に雪が緩んでくれたおかげで、念願の南東斜面にシュプールを残すことができました。
羅臼岳万歳!
久々のプライベート山行は、山仲間のTさんとともに羅臼岳へ。
Tさんとは3年前に北斜面を滑りましたが、今回は羅臼側から南東斜面を狙います。
天気も良く汗ばむくらいの陽気でした。
登山川右岸尾根からの羅臼、三ツ峰、サシルイ
山頂までスキーを担ぎあげたTさん。
ちなみに僕はスキーに自信がないので、1400mでシーデポしました。
山頂は立っていられないくらいの強風でしたが、うまい具合に雪が緩んでくれたおかげで、念願の南東斜面にシュプールを残すことができました。
羅臼岳万歳!
3/21~22は、リピーター様と一泊で天頂山・羅臼湖を目指しました。
翌朝目覚めたら、やっぱりガスで真っ白。
晴れるのを期待してまずは羅臼湖へ
風はなかったけど、視界がない雪原を行く我々はまるで八甲田の雪中行軍。
羅臼湖は白一色
昨年新調された展望台を探してみたが、雪の下に埋もれたようで見つかりませんでした。
さすがにこの天気、天頂山はあきらめ下山しました。
今回は展望に恵まれませんでしたが、目的の一つであった満点の星空撮影はバッチリだったようです。
あとは雪山で美味しいお酒が飲めたことでしょうか。
生ハムワイン
これで冬シーズンのガイドも一段落しましたが、まだまだ山には雪がたくさんあります。
これから4月にかけては雪も締まって、春山が楽しい時期ですよ。
ご依頼お待ちしております!
昨年に続き、この3日間は冬期の地質調査サポート業務でした。
雪山で地質調査ができるのかとよく言われますが、露頭(露出している岩)は意外とあります。
特にこれまでの経験上、露頭はハイマツ帯に多く夏はブッシュでとてもアプローチできない場所でも冬は行きやすいという理由からです。
3/18 知円別岳
モセカルベツ右岸尾根から知円別岳co1100を目指すも、稜線で地吹雪に叩かれる
3/19 羅臼岳
登山川右岸尾根のco800でようやく露頭発見。
今冬は雪が多くて例年出ている岩もほとんどが雪の下。見つかって良かったです。
山の雪はまだどっさりあります、春山シーズンは長く楽しめそうですね。
常連様とともに、1泊2日で知床岳へ。
初日にBC設営して2日目にアタックする計画でしたが、初日の天気があまりにも良かったので、一気に頂上を目指しました。
知床岳はとにかく天気との勝負。冬期は羅臼岳が晴れていても、ここだけ悪いことが多い。
山頂から知床岬を望む
これで知床岳夏冬登頂のYさん。
日没前にテントを設営して登頂祝い
仲間に入れてくれ、と寄ってきたが拒否
久々に重装備の登山で体は悲鳴を上げていますが、ともあれ登れて良かったです。
ここはホントに登らせてくれない山なので。
おまけ
ルート上では、7年ぶりに新しい雪崩跡を見つけました。
この一帯では厳冬期に爆風を伴った大規模な泡雪崩が数年ごとに起きています。
今回はP474の尾根上にある樹木が爆風でなぎ倒されていました。
おそらく厳冬期(1~2月)の大量の積雪で正面の沢が雪崩れ、爆風がここまで到達したものと推測されます。
その後に大量の積雪があったので、写真ではわかりにくいですが。
厳冬期の知床岳では、このルートは危険なので近づかないほうが賢明です。