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流氷を探して相泊からスキーで歩き始めると、崩浜に残氷がありました。
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本体は西風で国後方面に流された模様です。
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奥に見えるのが観音岩
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流氷の彫刻
羅臼前浜に到達するのはもう少しかかるようです。

流氷が知床岬を回って根室海峡にやってきました。
といってもはるか国後沖に寄っているため、山に登らないと見えません。
今日はもしかしたらと思い、番屋の裏にある北浜岳~トッカリムイ岳をスキー縦走してきました。
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トッカリムイ山頂から見た縦走路
そして国後に張り付くように見える流氷
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山頂からはオホーツク海も見渡せます。
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ルサのっこしの向こうに見えるルシャ沖の流氷
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硫黄山東岳
北浜岳は僕が勝手に名付けているH484の山。トッカリムイ岳は地図にも載っているH560の山でトッカリ(アザラシ)のいる湾(ムイ)の意。
このコースは、低標高で本格的なヤセ尾根の縦走が楽しめますが、雪庇に気をつけなければいけません。五時間の山旅でした。

山スキーお散歩会の二回目に参加しました。メンバーはリーダー佐々木さん含め6名+犬一匹。
コースはモセカルベツ川右岸尾根。これを稜線まで詰めると連山縦走路知円別分岐に出ます。冬の硫黄山へ登るには最短コースです。といっても最低一泊二日はかかりますが。。
今回は偵察行でH800まで試登してきました。
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取り付きは天狗岩トンネルをスキーを担いでのぼります。そのまま台地に上がり、尾根をどんどん登ります。
途中から吹雪いてとても寒かったです。
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環境省レンジャー若松さんにおねだりするヒロ。
雪はパウダーで滑降を楽しめました。登り4時間、下り2時間の山旅でした。

今日も晴天。明日から大荒れになるなんて信じられないくらい穏やかです。
今日もトドの群れを発見しました。流氷が来るといったん沿岸からいなくなり、3月末にまた寄ってきます。
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これはオンコ(イチイ)の木です。
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羅臼にはオンコ公園という場所があり、樹齢数百年のオンコが保存されています。昔は鉛筆材としてたくさん伐採されて今では大変貴重な樹木です。あまり知られていない穴場ですが、五分も歩けば着きます。

天気が良かったので羅臼岳に登ってみる。
今回は夏ルートではなく、最短の尾根コースをとってみた。
取り付きは熊越えの滝付近。沢を渡渉して急な尾根に取り付く。そのままどんどん尾根を登るとやっと視界がひらけてきた。
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景色も良くなり、羅臼の町が見える。手前は英嶺山。
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そのままスキーで登り、H800で森林限界、ハイマツが現れる。H900で台地に出ると、目の前には羅臼岳が
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山頂まで行きたかったがスタートが遅く、時間的に無理なので今日はここまで。
知西別岳(中央)と天頂山(右)の眺めが良い。
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下りは一気に滑って二時半下山。五時間半の山旅でした。