遠征

2泊3日で大雪山系、旭岳~トムラウシ山まで縦走してきました。

5/28 旭岳温泉~旭岳~間宮岳~北海岳~白雲避難小屋

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姿見まではロープウエイで。朝のうち見えていた旭岳も山頂ではガスに覆われ、風もしだいに強くなる。

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北海岳までの稜線歩きは強風に耐えながらの行動。体感気温も氷点下。

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途中で学生パーティーに追いつく。風も強く、白雲岳ピークを諦めて避難小屋へ下る。
今回は雪解け時期限定「白雲幻の湖」は断念した。

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白雲岳避難小屋へ着くころには雪が降り始める。小屋はまだ営業していなかった。

5/29 白雲岳避難小屋~高根ヶ原~忠別岳~五色岳~ヒサゴ沼

夜半は猛吹雪。
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朝起きると、晴れて一面雪景色だった。

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朝陽に染まるトムラウシ

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天気は良いが、強風と新雪ラッセルで扱かれる。
この付近はもろに強風を受けるので雨や雪が付いたらとても進めない箇所。

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ルートも新雪がハイマツに被り不明瞭だった。登山道を外さないように慎重に行動。
この状態は体が濡れて体温が奪われるのでけっこう厳しい。

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ヒサゴ沼とトムラウシ山。ここまで白雲小屋から8時間ほど。化雲岳ピークは強風でパスした。

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ヒサゴ沼避難小屋とニペソツ山

5/30 ヒサゴ沼避難小屋~トムラウシ山~トムラウシ温泉

ヒサゴ沼避難小屋は貸切でとても快適であった。
白雲小屋で一緒だったが学生パーティーと「また今夜」と言って別れたのだが結局この日は来なかった。

夜明け前に起きると、風も止み高曇りで見通しも良い。
悪天候だったら化雲岳~天人峡へ下る予定だったが、トムラウシ山を目指すことにする。

日の出とともに出発、ロックガーデンはもう雪がなく岩場歩き。
天沼など湖沼群はほとんど解けていなかったが、北沼は雪解けで美しい色を出していた。
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トムラウシ北沼

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山頂直下、雪解け時期だけの火口湖?

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ようやくたどり着いた6年ぶりのトムラウシ山頂。
その後はトムラウシ温泉へ。途中まで残雪のおかげでサクサク降りて、お昼前には下山。
全行程45㎞の長丁場、広大な大雪山系を3日かけて思う存分堪能できました。

下山後の車回収をまったく手配していなかったにもかかわらず、知人の地元ガイドが迎えに来てくれて本当に助かりました。
ありがとうございます。

このルートは7年前に大量遭難死亡事故が起きているが、今回通して歩いてみてやはり危険なルートだと感じました。
アップダウンはそれほどないが、ルートが長大でハイマツもないザレ場の稜線がほとんど。まったく風が避けられない。
今回は冬山とほぼ同じ装備だったので、寒くても何とかなりましたが。
真夏でも悪天候であれば相当厳しいルートなので、戒めとして良い経験ができました。

前篇の続き

2日目は朝から良い天気
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雪が固いので、稜線から日が出るまではのんびりです。

この日は一ノ越から雄山へ
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ガリガリの斜面。シーアイゼンがないとまったく登れない。

一ノ越から北アルプスの山々。
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ここを乗り越えると黒部ダムがあり、スキーツアーで黒部に降りるグループもいました。

ここから岩の稜線なので、スキーをデポしてアイゼンで登ります。
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雄山山頂にある「立山一等三角点」

標高3003m雄山神社
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ここから大汝山方面へ縦走するつもりでしたが、急に天候が悪化してガスにまかれたので、そのまま引き返しました。
途中で富山県警の山岳パトロールと出逢い、滑落事故が頻発しているので気を付けるよう促されました。
この後もガスで視界なく気温も上がらず、スキーはガリガリで厳しい滑降となりました。足がパンパンです。

3日目は雷鳥沢から劔御前へ
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室堂付近の展望

この日もガリガリで、途中からスキーは使えず。
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劔御前からの劔岳。この山を拝むことが目的でした。
いつか頂に立ちたいですね。

劔岳と劔沢
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時間があったので、劔沢小屋まで1本滑って登り返しました。

さすがに春山スキーのメッカだけあって素晴らしい斜面がいたるところにあります。
ただ、今回は気温が上がらず終始ガリガリ斜面で、ほとんどスキーを背負っての山歩きが中心でした。
もう少し緩んでザラメになったら最高の場所だと思います。
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この斜面では目の前で一人滑落、2~300mほどものすごいスピードで落ち、斜度が緩んだ場所で止まりました。
僕はアイゼンで下降中、滑落者の場所まで降りで行きましたが、幸い怪我もなく無事でした。信じられないことにアイゼンなしで登っていました。

3日間の滞在中、スキーを楽しめたのはわずかでしたが、劔も見られて北アルプスの山並みも素晴らしかったです。
今度は劔岳に登るために再訪したいです。

一週間ほど立山へ遠征してきました。
この時期の立山は室堂までのルートが開通して、春山スキーのメッカになります。

今回は小樽からのフェリーで新潟に下りて、富山まで車で行きました。
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立山駅。麓はすっかり春でサクラもまだ咲いてました。

立山駅からはマイカー規制で、ケーブルカーとシャトルバスで室堂へ
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「雪の大谷」例年より雪壁は低く、これで13mほどだそうです。
室堂は中国からのツアー客を中心とした観光客でごったがえしていました。

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まだ凍結していた「みくりが池」背後は立山連峰。
標高2500mの高山帯ですが、トレッカーや観光客でにぎわっていました。

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雷鳥沢のキャンプ地。もう管理人がいてオープンしていました。
トイレも水もあるので快適なベースキャンプ地です。
着いた日は5張程度でしたが、帰るころには30張以上のテント村ができていました。
ほとんどがスキーヤーとスノーボーダーで、外国人グループも多かったです。

テントを張ってまだ時間があったので、足慣らしに別山へ
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別山からの立山連峰

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別山山頂にて
雪はガリガリで、シーアイゼンも役に立たずアイゼンピッケル必須でした。
下りも、とてもスキーは使えず、途中までスキー背負ったままアイゼンで下降。
4月とはいえ、さすが標高3000mの山です。

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テン場からの夕焼け。近くの山小屋もすでに開いており、温泉にも入れました。

こんな雪山に人がたくさんいて、温泉も入れるなんて、さすがに本州の山は整備されています。
便利過ぎて緊張感がなくなりそうですが、雪は固くけっこうシビアなスキー登山でした。

後篇に続く

翌日は旭岳へ。またも良い天気です。
姿見駅までのロープウエイは動いていましたが、まだスキーコースがオープンしていないのでスキーを積むことができません。
なので、麓の旭岳温泉からスキーで登りました。
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天女ヶ原からの旭岳。
ここは皆ロープウエイに乗ってしまうので歩く人は少ないのですが、素晴らしいアカエゾマツの森なので歩く価値はありますね。

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姿見からの旭岳。
スノーシューの登山者や大学生のスキー合宿など、多くの人が入山してました。

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6合目からはアイゼンで。この日も風が強く途中で引き返す人も多かったです。

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山頂は雲海の絶景でした。積雪期は5年ぶりです。

3日目は単独で黒岳へ。ここは過去に何度も悪天候でロープウエイが動かず断念していました。
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北大雪の山々。
スノーボーダーやスキーヤーが多く、トレースだらけでゲレンデ状態でした。

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ダイヤモンドまねき岩

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山頂からの表大雪。
雪のない場所にはホシガラスがいてビックリ。

雪は最悪のモナカで、下りはかなり苦労しました。
でもこの時期にしては奇跡のような好天が3日も続いて幸運なスキー遠征でした。

おまけ
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帰りに立ち寄った藻琴山は真っ白でした。
雪は少ないですが、もうスキーやスノーシューで頂上まで行けますね。

この一週間は大雪山方面へスキー遠征してきました。
いつもお世話になっているガイド仲間「大雪山倶楽部」の愛澤さん、東倉さんに今回も同行していただきました。

まずは十勝岳へ。
登山口の望岳台は1/5まで除雪されていて、使用可能ということです。
この時期ではありえないくらい最高の天気でした。
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グランド火口からの「ダイヤモンド十勝」

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美瑛岳と表大雪の山々。
スノーボーダーもちらほらと

標高1800mからはアイゼンで山頂へ
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山頂からの富良野岳。奥は芦別岳方面。

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天気は良くとも厳冬期の2000mはさすがに厳しく風速15m。数分も滞在していると凍傷になりそうでした。

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前日に降ったパウダースノーは最高!
まだ雪が少ないので隠れ岩でスキーを少し痛めたが、麓までの大滑降を楽しめました。

スノーシュー+アイゼンでも雪や天候によっては登頂可能です。