斜里岳

シルバーウイークは常連様と2泊3日の旅へ。
混雑を避け、ほとんど人が行かないような場所ばかりを巡ってきました。

初日は天気模様も悪く、大雨の後で沢の増水も懸念されたので観光へ

チミケップ湖
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20年ぶりに訪れましたが、相変わらず静寂でした。

男鹿の滝
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斜里岳の湧水が20mの滝となって落ちています。
長いダート走行のためか、連休なのに誰もいませんでした。

2日目は知床の山奥にある秘湯へ
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延々と続く笹藪漕ぎ

藪を漕ぎ沢を詰め、6時間かけてようやく辿りついた温泉
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源泉43℃位。ちょっと熱めですが、最高のロケーションです。
日没が迫っているため入浴僅か15分で撤収、下山は日没ギリギリでした。

3日目は一般登山道で斜里岳へ。
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さすがに連休で人だらけ、この日だけは人と出逢った山でした。

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山の上は紅葉が良い感じになっています。今年は少しピークが早そうですね。

常連様曰く「しばらく沢と藪はいいや」

ここ1週間は悪天候や暑さとの闘いでした。

7/23 羅臼岳
朝から雨でしたが、行けるとこまで行きましょうとのことで出発
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ウトロ側大沢の雪渓もまだまだ残っています。

「あともう少し、あと少しだけ頑張る!」と言っている間に登頂。
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山頂ではガスが晴れて一瞬連山も見えました。

7/25 硫黄山
昨年途中下山だったリピーター様は、今年も硫黄山へ再チャレンジ。
この日は朝からピーカン、暑さとの闘いでした。
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展望は抜群、だけどそれよりも何よりも
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この一等三角点に出逢いたかったのです。
全国の一等三角点を巡って数十年、御年74歳!の目的を達成することができて良かったです。

7/27 斜里岳
昨年、知床連山縦走を果たした常連様と、斜里岳へ
前日まで新谷さんの知床エクスペディションに参加していたというパワフルなお方です。
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久々の竜神の池。この日も風がなく暑かった!

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山頂はガスに覆われていましたが、沢登りを堪能されたようです。

おまけ
7/25の硫黄山山頂岩場では
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エゾオコジョ(たぶん)のお出迎え。
至近距離で遭遇も、向こうは人間が珍しかったのでしょうか?しばらく見つめあってしまいました。

知床の山はすっかり秋めいてきました。
涼しくて快適な登山日和が続いています。
9/2 羅臼岳
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75歳のご高齢、雲海の山頂へ。
9/6 硫黄山
9/7 斜里岳
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昨年羅臼岳登頂のリピーター様。今年は硫黄山と斜里岳に登頂です。
ちょうど一等三角点を巡る方々と一緒になり、三角点標識付で。
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斜里岳は沢の水量が例年より多めで、なかなか楽しめました。
おまけ
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硫黄山山頂直下の大岩。
最近ここで右のウブシノッタ沢に迷い込む遭難が相次いでいます。
(ルートは左に曲がって硫黄沢を下るのが正解)
晴れていればなんてことのない場所も、ガスで真っ白になると杭や標識を見落としがちなので注意しましょう。

知床は相変わらず涼しい日々が続いております。
山に登るにはちょうど良い気候で夏バテもなく過ごしております。
同じお客様を羅臼岳と斜里岳へご案内。
8/7 羅臼岳
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出発は小雨まじりでしたが、大沢でガスをぬけ快晴に。
大沢の雪田群落は花盛りでした。
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連山の頂上部だけ雲の上。最高の眺め!
8/9 斜里岳
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この日は逆に出発時は快晴、上二股で雲の中に入る。
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山頂は飛ばされそうな強風でしたが、雲の切れ間から時おり景色が見えたので良し!
おまけ
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斜里岳山頂のシマリス。かなり人馴れしていて、どんどん近づいてくる。

9/7(日)。雨模様でしたが、斜里岳登ってきました。
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お客様曰く、「沢登りとは聞いていましたが、こんな怖い面白いルートとは思いませんでした。。。」
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展望はありませんでしたが、思ったより風がなく穏やかな山頂でした。