久しぶりに山に入ったら花が咲き始めていました。
ヒトリシズカ
ユキワリコザクラとエゾイヌナズナ
エゾエンゴサク
峠付近はまだ雪いっぱいだが、麓では少しずつ春を迎えています。
その他
昨日、知床縦走を果たした4名パーティーとお話しする機会がありました。
4日かけて知床岳から残雪の残る岬まで縦走し、昨日下山したばかりです。
相泊から宿へお送りしながら山の話で盛り上がりました。
リーダーの方曰く
「知床の山は素晴らしかった。岬に着いたときは本当に感動した!」
「知床は世界のどの山とも違う感じがした。海が見える山は他にない」
「念願かなってうれしいです」
この方はなんと75歳!しかもエベレスト70歳登頂、セブンサミッツ(世界七大陸最高峰登頂)、8000m峰三座登頂など素晴らしい経歴を持つ登山家でした。
世界中の山を登ってきた方から
「知床の山は世界に誇れる。」
とのお言葉をいただき、そこをフィールドにしている者として嬉しく誇らしい気持ちになりました。
昨年のちょうど今頃、僕も岬までスキー縦走を試み、あと少しで達成できなかったのですが、
再び挑戦したいという気持ちがわいてきました。
近くて遠い知床岬
昔からの憧れだった犬ぞりツアーに参加してきました。
南ふらので犬ぞりツアーを行っているアウトライダーの松原さんが、標津の民宿万月堂をベースに現在知床遠征中です。
是非!とお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。
このツアーの特徴は、ただ犬ぞりに乗って楽しむだけではありません。
犬との対話、橇の準備や段取りなどをガイドと一緒に行うことによって、犬たちと自分が一体となりチームとしての信頼関係を築くことを目的としています。
このように橇のセットや扱い方のレクチャーを受け、はじめから自分たちで準備します。
この頃になると、犬たちも「やっと走れる!はやく連れて行け!」と興奮気味になっています。
中にはやる気の無いのもいますが。。。。
犬たちは「アラスカンハスキー」という橇を引くために交配された雑種が中心です。
全部で26頭います。
今回は橇一台につき6頭の犬たちとチームを組みますので、まず名前を覚え、会話をして犬たちと心を通わせるように努力します。これはすごく大事なことだそうです。
ハーネスを装着して橇につなぐのが結構大変。力が強い犬たちを1頭ずつ引っ張り6往復。
この時点でヘトヘト。。。
いよいよスタート!雪はグサグサで犬たちも走りにくそうですが、すごいパワーで引っ張っていきます。
雪原をまっしぐら!知床の山々が全て見渡せる最高のロケーション!
ウナベツ岳をバックに走る
僕のチームにはやんちゃなヤツがいて、しょっちゅう隣の犬にちょっかいをかけるため、途中で犬の配置を変えました。
それでもうまくいかず、再び配置換え。
このように犬の性格を把握できないと、上手く走らせることは難しい。
最初の段階でより深く犬たちと関わることが非常に重要です。
今回のマイメンバー。
セナ、ピノコ、ムク、ウーア、ガオ、ティガ、お疲れ様!
そしてありがとう。
たった4時間ほどでしたが、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
松原さん、ゆうかちゃん、ありがとうございます!
来年も知床に来ていただけるとのことで、楽しみにしています。
北海道で本格的犬ぞりツアー「アウトライダー」
カヌー、犬ぞり製作「インディアンカヌークラフト」