羅臼岳

知床は寒気に包まれ、一気に冷え込んでいます。
今日、羅臼岳は初冠雪しました。
そんな中、登ってきました、羅臼岳。
体感気温、氷点下。雪ではなく雹やあられに降られ、
恐怖の強風の中、さすがに登頂はムリ。
大沢で引き返しました。
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夏山登山に来たら、冬山を味わってご満悦(?)
羅臼平まで行った勇気ある登山者曰く、
「風で立っていられない。手が凍傷になりそうだった」
とのこと。行かなくて良かった。。。
この冷え込みで一気に紅葉が進みました。
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大沢の紅葉
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初冠雪ならぬ初冠雹。下山後知床峠にて
久々に冬山を味わってきました。
体が寒さに慣れていない分、厳冬期より寒く感じました。
この時期の知床では普通のことなんですけどね。。。

最近、羅臼岳ネタばかりですが、ガイド業務もそろそろ終わりますので、ご容赦下さい。
今日の羅臼岳も快晴でした。空気が澄んで、秋山の雰囲気。
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羅臼湖、斜里岳はおろか、遠く阿寒の山々まで見えました。
今日のお客様は、知床に通い続けて五年。いつか登ってみたかった憧れの羅臼岳。。。
いつも羅臼湖から眺めていた羅臼岳。今日はなんとしても羅臼岳山頂から羅臼湖を見たい!
そんな願いが、雲を吹き飛ばしたのでしょう。
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山頂直下から上を見ると、こんな危ない岩が。
「落ちないんですか?あの岩」ほとんどのお客様は不安になるようです。
今までの地震では平気だったのですが、どうなることやら。
通称「落っこちそう岩」、踏ん張ってほしいものです。
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前回このブログで羅臼岳の紅葉がいまいちと書きましたが、このウラシマツツジはキレイに紅葉しています。羅臼平~岩清水で見頃です。

今日の羅臼岳は言うことなしの天気。
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知床連山、国後島、羅臼湖、斜里岳。。。。ちょっと靄っていましたが、全て望めました。
エゾシカ、シマリス、オジロワシ、下山後にヒグマ(岩尾別川)と、野生動物も多数出演。
岐阜からのご一行様には知床の野生を存分に味わっていただきました。
そして、今日の控えめな脇役たち
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エゾノツガザクラ(山頂直下)
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アオノツガザクラ(大沢上部)
ほとんどの花が終わっているこの時期に、頑張っていました。
岩清水にはイワウメが3株残っています。
最後に羅臼岳の紅葉状況ですが、今年は、今のところ全然です。。。
八月の低温と九月のこの暑さで、紅葉の進行が止まり気味。
色が付かずに枯れて落葉するものも多く見受けられます。
そろそろ秋らしくなってくれないとね~。

今日の羅臼岳は朝から土砂ぶり。。。
こりゃだめだ、と思いつつ行けるところまで登ってみる。
散々降られたが、羅臼平に着くと、風もなく雨も小降りに。
結局登頂してしまいました。
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みるみる雲が取れて
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連山がくっきり
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雨上がりは空気が澄んで、遠く斜里岳まで見えました。
下りも土砂ぶりの洗礼をうけましたが、元気いっぱいサクサク下山。
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大雨の中、大変おつかれさまでした。
今日は、忍耐・根性の道中でしたが、山頂で最高のご褒美が待っていました。