北浜岳

風が吹き荒れた3連休も終わって、すっかり春の装いとなった知床の山々。
友人2名をガイドして裏山ツアーに行ってきました。

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内地からお越しの友人は空の碧さに感動しきり

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けっこうな登りが続く中、ちょっと一息

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東岳も羅臼岳もルシャ沖の流氷も見えました
ウトロ側は流氷が戻ってきたようです。

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この山はエゾシカの群れが暮らしています。

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下りは尻滑り。春の雪はよく滑り、あっという間に下山。

ところどころ雪が解けて笹藪も出はじめました。
今年は春の訪れが早そうです。

北浜岳(通称)へ3日連続のご案内。
急傾斜の登りが連続し、標高484mとは思えない展望と高度感です。

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ピークにて

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ルサの稜線ごしに、斜里側の流氷帯が見えました。

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昼寝できそうなくらいのポカポカ陽気

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展望ランチタイム

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急登が続く

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東岳の奥に羅臼岳が見える

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下りは尻滑りであっという間に

この3日間は厳冬期とは思えない穏やかな気候で雪も緩み、絶好のスノーシュー登山日和でした。

おまけ
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シカの群れ。
こちらに気付いてガン見されています。

羅臼での雪山半日トレッキング、現在ツアー実施中です。

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熊越の滝コースの他にも、

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天気の良い日は小さなピークでランチタイム

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風が強い日は雪洞やツエルト張って

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いずれも2時間半~3時間ほどの短いトレッキングです。

雪山初心者でも、おひとり様でもご参加頂けます。
冬の半日トレッキングガイド
2/29までエクスプレスバスに合わせて実施中です。
3月以降でご希望の方はお問い合わせください。

昨日までの暴風雪では、いつもどおり2日間のリクコト。

今朝になってもまだ道路が開かないので出かけられません。
明日からまた天気が悪くなる予報、今日行かないとまたしばらくダメそうなので、裏山で1か月ぶりの山スキーしてきました。

玄関から入山して北浜岳へ
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流氷はだいぶ沖へ去りました

久々にトッカリムイ岳までスキー縦走。
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ルシャ沖は流氷で真っ白。

尾根上の雪庇が雪の多さを物語っていました。
ここは細尾根に雪庇が張り出し、ルサの稜線を眺めながら縦走が楽しめます。
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奥はトッカリムイ岳

山頂ではワタリガラスがお出迎え。
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今冬初認です。
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ワタリガラス4羽とオオワシとランデヴーしてました

トッカリムイ岳から、いったんウトロ側におりてルサ乗り越えへ
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東岳とルシャの流氷

ルシャ川源頭。
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ここまではブッシュが濃く、けっして快適とは言えない滑りでした。雪は良かったのですが。

ここから稜線を越えて、ルサ川に出て帰着。
北浜岳~トッカリムイ岳~ルサ乗り越え~ルサ川とぐるっと一回り、10㎞のスキーお散歩。
約5時間で、スキー登行、シートラ、アイゼン、シーアイゼンと冬山登山がコンパクトに一通り楽しめます。

帰宅したらようやく道路が開通していました。

北浜岳(通称)は我が家から入山できる裏山です。

玄関から山スキーで入山。
雪はクラストしてガリガリ、シーアイゼン必要でした。
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山頂下の細尾根。ルサのっこしからの風をもろに受けるので標高500m以下でも灌木とハイマツがあり、高山帯の様相です。
バックは東岳。

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ルサのっこしの向こうに、ルシャの流氷が見えました。

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山頂からは相泊沖に流氷帯。
ウトロに接岸してから僅か2日で知床岬を回り込んできたようです。
羅臼流氷初日ですね。

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ここからトッカリムイ岳までは、細尾根の本格的な縦走が楽しめます。

スノーシューでのガイドも承っております。
知床のスノーシュートレッキングガイド