知床冬山

天気が良かったので羅臼岳に登ってみる。
今回は夏ルートではなく、最短の尾根コースをとってみた。
取り付きは熊越えの滝付近。沢を渡渉して急な尾根に取り付く。そのままどんどん尾根を登るとやっと視界がひらけてきた。
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景色も良くなり、羅臼の町が見える。手前は英嶺山。
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そのままスキーで登り、H800で森林限界、ハイマツが現れる。H900で台地に出ると、目の前には羅臼岳が
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山頂まで行きたかったがスタートが遅く、時間的に無理なので今日はここまで。
知西別岳(中央)と天頂山(右)の眺めが良い。
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下りは一気に滑って二時半下山。五時間半の山旅でした。

連休中荒れた天気も少し収まったので、スキーでお山歩してきました。
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ここはあまり知られていない知床連山のビューポイントなのですが、今日は残念ながら稜線まで見えませんでした。晴れるとこのような絶景が見られます
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さらに奥地へ行くと秘沼があります。ここはほとんど誰も来ない、まさに知床の秘境(といっても山スキーで三時間ほどの距離)。
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テンテンと続くこの足跡はエゾクロテンです。エゾシカ、キタキツネ、イイズナの足跡も見うけられました。
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例年に比べて、まだ雪の締まりが悪く、スキーでも何度かぬかりました。スノーシューやカンジキでは相当体力を使うでしょう。もう一降り欲しいですね。

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北浜岳は遠かった
今年の登り初めということで、番屋裏の北浜岳に。
スキーシールを修理に出しているのでカンジキで行ったが、これが大失敗。
雪が少なく笹薮が締まってないので、一歩ごとに落ちた。まるで落とし穴のように。。。
二倍の時間を費やしたが、結局山頂に辿り着けず敗退。同じルートを戻るのも嫌になり、沢沿いに番屋に下る。夏と変わらない水量が流れていて、冬山に来た気分ではなかった。
今年の雪の少なさは近年にないくらいです。まとまった雪が降ってくれないと山に行けなくて困るが、降り過ぎても大変なのでそこそこ降ってください。お願いします。