NHK釧路のロケガイドで三峰まで登りました。
遅咲きのチシマザクラ。
稜線に上がるが、あいにくのガスで真っ白。
高山植物は最盛期を向かえており、幻想的なお花畑を作り出しています。
チングルマとハクサンチドリの群落
エゾノツガザクラ
アオノツガザクラ
その他、エゾコザクラ、タカネナナカマド、ウコンウツギ、チシマノキンバイソウ、メアカンキンバイ、メアカンフスマなど、まさに百花繚乱。
今の知床連山は最高ですよ~。
最近、羅臼平~三峰でヒグマの目撃情報が相次いでいます。今日も羅臼平~三峰野営地までで、ヒグマの糞がたくさん見られました。
知床連山縦走を予定されている方は十分注意して下さい。野営する場合は、食料を必ずフードロッカーに保管しましょう。
夏山ガイド
昨日の暴風雨がウソのようなスカッ晴れ!
羅臼岳に登ってきました。
ウトロ側登山道には昨日の爪痕があちこちに。
直径30cmのミズナラが無残にも。。。
この他にも風倒木が数箇所あり、登山道を塞いでいました。
極楽平~仙人坂の雪渓トラバースもまだあります。
アイゼン、ピッケルあったほうが安全です。
大沢の雪渓。
ふと思ったのですが、ここから見える知床五湖の高架木道は遊園地のジェットコースターみたいですね。
羅臼岳山頂にて、羅臼湖をバックに
今日はウトロ、羅臼ともに晴れ。国後や斜里岳、知床岳もよく見えました。
三峰の南斜面にヒグマがいました。
羅臼平含め、指定キャンプ地で野営する方は、食料は必ずフードロッカーへ入れましょう。
イワウメ。
キバナシャクナゲ、ミネズオウ、コメバツガザクラなど、羅臼平~山頂では、高山植物が見頃です。
エゾノツガザクラはまもなく開花しそうです。
昨日の暴風雨、今日の羅臼岳と、知床を満喫されたお客様でした。
明日は羅臼でホエールウォッチング。これでクジラが見られたら言うことなしですね。
知床は寒気に包まれ、一気に冷え込んでいます。
今日、羅臼岳は初冠雪しました。
そんな中、登ってきました、羅臼岳。
体感気温、氷点下。雪ではなく雹やあられに降られ、
恐怖の強風の中、さすがに登頂はムリ。
大沢で引き返しました。
夏山登山に来たら、冬山を味わってご満悦(?)
羅臼平まで行った勇気ある登山者曰く、
「風で立っていられない。手が凍傷になりそうだった」
とのこと。行かなくて良かった。。。
この冷え込みで一気に紅葉が進みました。
大沢の紅葉
初冠雪ならぬ初冠雹。下山後知床峠にて
久々に冬山を味わってきました。
体が寒さに慣れていない分、厳冬期より寒く感じました。
この時期の知床では普通のことなんですけどね。。。
最近、羅臼岳ネタばかりですが、ガイド業務もそろそろ終わりますので、ご容赦下さい。
今日の羅臼岳も快晴でした。空気が澄んで、秋山の雰囲気。
羅臼湖、斜里岳はおろか、遠く阿寒の山々まで見えました。
今日のお客様は、知床に通い続けて五年。いつか登ってみたかった憧れの羅臼岳。。。
いつも羅臼湖から眺めていた羅臼岳。今日はなんとしても羅臼岳山頂から羅臼湖を見たい!
そんな願いが、雲を吹き飛ばしたのでしょう。
山頂直下から上を見ると、こんな危ない岩が。
「落ちないんですか?あの岩」ほとんどのお客様は不安になるようです。
今までの地震では平気だったのですが、どうなることやら。
通称「落っこちそう岩」、踏ん張ってほしいものです。
前回このブログで羅臼岳の紅葉がいまいちと書きましたが、このウラシマツツジはキレイに紅葉しています。羅臼平~岩清水で見頃です。
今日の羅臼岳は言うことなしの天気。
知床連山、国後島、羅臼湖、斜里岳。。。。ちょっと靄っていましたが、全て望めました。
エゾシカ、シマリス、オジロワシ、下山後にヒグマ(岩尾別川)と、野生動物も多数出演。
岐阜からのご一行様には知床の野生を存分に味わっていただきました。
そして、今日の控えめな脇役たち
エゾノツガザクラ(山頂直下)
アオノツガザクラ(大沢上部)
ほとんどの花が終わっているこの時期に、頑張っていました。
岩清水にはイワウメが3株残っています。
最後に羅臼岳の紅葉状況ですが、今年は、今のところ全然です。。。
八月の低温と九月のこの暑さで、紅葉の進行が止まり気味。
色が付かずに枯れて落葉するものも多く見受けられます。
そろそろ秋らしくなってくれないとね~。