道路通行止

昨夜から酷い吹雪です。
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朝から除雪車が2往復、一度片付けたママさんダンプを引っ張り出して除雪作業。
50cmほど積もって、18:00には道路が閉鎖されました。
GWに入っての通行止は記憶にありません。今シーズンは合計14回の閉鎖、過去最高です。
海は大時化で相泊温泉も
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一夜にして完全に埋まりました。
GW中の復旧は難しいでしょう。
この時期の大雪は特に珍しくもありませんが、ここまで酷い吹雪は厳冬期並みです。
本州は半袖で過ごしているそうな。
札幌は雨だそうな。
羅臼もここまで積もっていないそうな。
北浜だけ・・・

昨夜の猛吹雪は道北~道東の主要道路がほとんど閉鎖されたようです。
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3/2 20:00現在の通行止情報 陸の孤島だらけですね~
昨夜は夜中1:00~朝9:00まで停電していました。
ストーブが使えなくて困った家が多かったみたいですが、我が家は薪ストーブなので停電でもとりあえず凍えることはありません。
今日は吹雪もだいぶ収まりましたが、15:00の北浜はまだ吹いております。
もちろん除雪車はまだ来ていないので、まだ閉じ込められています。
こういうときは一番後回しにされるのはしょうがないのであきらめてます。
道路が閉鎖されていても、いいこともあります。
番屋前の道路に雪捨て放題!
どうせ誰も通らないからガンガン雪捨てまくって道路を雪山にしてやりました。
何時間もかけて除雪した雪を、除雪車が一掻きでさらっていくのを見ると空しくなりますが。
番屋前の仮設ゲートは昨夜の強風で吹っ飛んでました
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北浜では、風が強すぎて雪があまり積もらなかったのが不幸中の幸いでした。

やっと帰れたと思ったら、今度は出られません。
再び猛吹雪になり、道路は昨日12:00で封鎖されました。
今日は一段と風雪が強まり、除雪が入ったのは夕方になってから。
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道路には1m近い吹き溜まり。車も出せません。
昨日今日と一日中除雪と屋根の雪下ろししていました。
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我が家は無駄に大きいので屋根の雪下ろしだけで2日かかります。
おそらく道路は当分開かないでしょう。

今日、3日ぶりに帰宅しました。
別に山に入っていたわけではありませんが、猛吹雪に見舞われた怒涛の3日間でした。
1/26 北浜脱出
前日からの大雪で除雪に追われる。番屋前の道路は前日夜から通行止。
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大雪が降ると出動するロータリー除雪車。
ドカドカ降り続く雪は、かいてもかいてもきりがない。
やっとこのことで一段落し、道路も開通したので羅臼へ。
シマフクロウ座談会に出席する。
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その後、山岳会の総会・新年会があり午前様。食べ処いわみに泊めていただく。
1/27 ウトロへ
ウトロでガイド関係の会議があるので、朝早く羅臼を出発。
大荒れの予報で一抹の不安があったが、羅臼はそれほど荒れていないので大丈夫だろうと思い車を走らせる。
根北峠あたりから猛吹雪でホワイトアウト。
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除雪車の後を走っている分には大丈夫だが、峠を越えてから吹雪はひどくなり、道路にも吹き溜まりができるようになった。斜里市街地付近が一番ひどかったが、なんとかウトロへ到着。
会議では帰路の心配をしていただき、早め終了のご配慮をいただきました。
しかしせっかくウトロまで来たのだからと、昼食を食べ自然センターに行きました。
このときすでに帰路が封鎖されていたのも知らず・・・
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プユニ岬からの流氷。
さあ、気合入れて羅臼まで帰るぞ!
しかし無常にも
根北峠吹雪で閉鎖。さらに清里峠も閉鎖。
車中泊も考えましたが、野上峠は通れるとの情報を得て羅臼へ帰ることに。
斜里~清里~小清水~川湯~弟子屈~中標津~羅臼と長躯帰ってきました。
本日の走行距離400km。旅行に行ったわけではないんですが。
そこへ道路管理者から北浜方面通行止の電話。
このときは吹雪もだいぶ収まってたが、北浜付近は猛吹雪とのこと。
そんなわけで今日も帰れなくなりました。
しかし民宿本間さんで友人との宴会に参加し、そのまま泊めていただくことに。
1/28 北浜帰着
今朝はそのまま仕事に行きましたが、林道の除雪が追いつかず仕事になりませんでした。
夜には道路も開通し、やっと北浜へ帰って来ました。
悪天候の運転は冬山登山より堪えます。
無事に帰ってこられて何よりでした。
吹雪の道中、トンネルを走っているときはちょっと一息つけます。
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出口があの世へ繋がっていなくてよかったです

今回の低気圧、まだ風は出ていないものの、しんしんと雪が降り積もっています。
番屋前の道路は3/6 17:00に通行止となりました。
通行止めは予想していたので、今日は早めに帰宅しました。
そして晩御飯でも食べようかとその時、
ズン!
番屋の裏で何かが落ちた音。
最初は、屋根の雪が落ちたのかなあ、と思ったが屋根にはまだそれほど積もっていないはず。
気になって外に出てみると
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裏の斜面が雪崩れていた!
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元々雪も多かったのですが、これで番屋の一階部分はデブリでほとんど埋まってしまいました。
破断面30cmくらいの表層雪崩です。
建物の被害がなくてホントに良かったです。
裏の松の木がなかったら直撃でしょう。いい場所に植林してくれてます。
昨日までの晴天で表面がカチカチになった雪の上に今日の湿った重い雪。
雪崩が起きる条件がそろっていました。
羅臼の町でも雪崩で道路が通れない箇所もあるそうです。
そして、道東は吹雪であちこち道路が止まっていみたいですね。
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北海道地区 道路情報
寒さのピークは過ぎたけど、まだまだ厳しい冬は終わりません!
3/7 追記
番屋前の道路(道道87号知床公園羅臼線)、岩見橋~相泊は少なくとも3/12までは通行止となります。
雪崩が起きそうな箇所があちこちあるとのことで、今日道路管理者から連絡ありました。
しばらく不便な状態が続きそうです(泣)
知床岳登山を計画されている方、この時期は道路情報を確認してから行きましょう!