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8/13~15の2泊3日で連山縦走ガイド。
縦走路で出逢ったのは10人程度。お盆でも山の上は混雑とは無縁です。
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暑くも寒くもなく心地よい風が吹く中、春から秋までの高山植物があちこちで見られました。
夜は満点の星空にペルセウス座流星群!

そして今回はヒグマとの遭遇がありました。
ちょっとした事件もあり、いろいろ大変だったのですが、そのことは別の記事で。

今週3回目の羅臼岳です。
今日は羅臼側ルートの登山道整備。
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屏風岩~お花畑分岐の雪渓はほぼなくなり、登山道が出ています。

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屏風の滝には虹が

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お花畑分岐。
羅臼平へのトラバースルートは少しの雪渓歩きです。
この辺りはこれから高山植物の開花が始まるので、8月下旬が見頃になりそうですね。

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岩清水への直登ルートは約150mの雪渓が残っています。
誘導ロープを張りなおしてきましたので、視界がない場合は目印にしてください。
今日は緩んでいましたが、雪渓が固い場合はアイゼンまだ必要です。

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悪天候の予報でしたが、意外にもすっかり晴れ渡りました。
今日も羅臼平付近でヒグマと遭遇しました。たぶん同じ個体ですが、最近よく目撃されています。
ヒグマ対策もぬかりなく!

羅臼岳の日帰りガイド2本。

8/7
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山頂からの眺めは360度の雲海

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560岩峰付近でヒグマと遭遇。
我々が通り過ぎたのち、遠慮がちに登山道を横切って藪に消えました。

8/9
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山頂で1時間半粘るも、ガス晴れず。

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大沢はまだ雪渓残っています。今年はかなり雪解けが遅れています。
一部の斜度は急で滑落の危険があり、雪の固さによってはアイゼンが必要です。

この時期にして3日間も空いてしまったので、単独で知床岳へ。
ちょうどあと一つだけ行っていない沼があったので、今回はクズレハマ川からアプローチしてみた。

源頭からの急斜面はまだ大雪渓が残っており、アイゼンを持ってこなかったことが悔やまれる。
何とか雪渓をステップを切りながら慎重に登り切り、稜線のハイマツ漕ぎに突入。

ここで痛恨にもカメラを落としてしまう。背丈以上のハイマツの中を探すのはほとんど不可能、暑さで消耗していることもあって早々と捜索は諦めた。
これから先は携帯カメラで撮ったものです。

灼熱の暑さと無風で、意識朦朧になりながら3時間のハイマツ漕ぎの末、やっとたどり着いた沼は

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知床湖沼巡りの最後に相応しい天上の花園でした。

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これで65個(?)あるといわれている知床湖沼めぐりも一段落です。全て行くのに7年かかりました。
しかも今日はハイマツ帯の中に地図に載っていない小さな沼を見つけました。
写真に収めたカメラを失くしたことが悔やまれる・・・

翌日は知床岳山頂へ。

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ポトピラベツの断崖と知床岳山頂。
この日も暑い。そして、相変わらず酷い藪漕ぎ。
フラフラになりながら山頂へ

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山頂一等三角点。冬は毎年登っているが、これを拝むのは3年ぶり。

下りは知床沼へ

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1132峰からの知床沼とポロモイ岳
ここまでの刈分けも年々藪が酷くなっている。

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知床沼到着。
ここではロープで指定している野営可能な区域の植生モニタリング調査の写真を収めた。

この日のうちに下山もできたが、暑さでバテたので途中でもう一泊することに。
普段自分がいかに涼しくて(寒くて)恵まれた気候で登山しているか痛感させられた。

今回はカメラを失くしたうえ、ハイマツ漕ぎでシャツとズボンがボロボロに。
知床岳は捨ててもいいような服で行きましょう。

恐らく史上最年少ではないでしょうか。
7歳のお子さん、知床連山を3日間かけて歩き通しました。
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雪渓、ザレ場、岩場と次々現れる難所に、感嘆(時には悲鳴)の声を上げながら知床の稜線を楽しんおられました。
縦走路から下山までは誰とも会わず、テントサイトも貸切。
風も吹かず穏やかな気候が、ご家族の大冒険を後押ししてくれました。

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シレトコスミレは硫黄山、縦走路ともにほぼ終わりましたが、第一火口野営地付近でまだ咲いています。

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第一火口野営地はだいぶ雪が融けてサイトが現れてきました。テント数張り設営可能です。