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と、誰かが言っていた、英嶺山からの眺め。
実際のゴーキョピークに行ったことがないのでわかりませんが、知床連山の展望が抜群の山です。

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昨日の五湖からの連山もきれいでしたが、羅臼の里山も負けていませんね。
ちょうど逆向きに並んだ知床の山々。連日の絶景に感動です。

知床のスノーシュートレッキング

厳冬期の知床五湖へ行ってきました。
ガイドの下見を兼ねて、身内である羅臼町民3名の歩くスキーによるモニターツアーです。

スタート時は雲がかかっていた知床連山も徐々に晴れていき、夕刻には赤く染まる山並みが綺麗に姿を現しました。
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五湖の断崖からの、流氷とエゾシカ

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知床の冬山ばかり登っていた我々でも、この景色は感動ものです。

ところで、今日は「山スキーお散歩会」が始まってちょうど10年。
10年前の今日、2005年1月29日に僕のガイドの師匠が軽いノリで始めたのがきっかけです。
冬山登山もスキーも経験がなかった僕は羅臼山岳会に入会し、押しかけで弟子入りを志願しました。
最近は活動も少なくなりましたが、始まった当時は「毎年知床全山を登る!」が目標で、当時ガイドの仕事もなく暇だった僕は嬉々としてお散歩会に参加していました。
今も山スキーは当時と変わらずヘタクソのままですが、冬山の基礎の多くはお散歩会で学ぶことができました。
まだまだガイドとしては半人前ですが、今の仕事ができているのは師匠のおかげです。

今日の知床五湖で、師匠と一緒に登ってきた知床の山々を見て、この10年を思い出しました。
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僕が10年追いかけてきた背中です

1/26、羅臼流氷接岸初日です。
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朝起きたら番屋前は流氷がびっしり。
ちょうど朝陽が国後島羅臼山から昇る「ダイヤモンド羅臼」でした。

ここ2日はルサ周辺で雪山トレッキング。
1/25は地元民の方々と「ルサのっこし」へ
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前日までの吹雪で重たい雪がどっさり。厳しいラッセルを強いられます。

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ルサの稜線にて。このとき羅臼側の流氷はまだはるか沖でした。

ルサのっこし到着!
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斜里側、ルシャ沖の流氷を望む。
「数年来の想いが叶った!」
地元に住んでいてもなかなかここまで来ることができなかったそうです。

ルサのっこしは知床連山の最低鞍部で風の通り道。
強烈な出し風「ルシャモン」の洗礼を受けて、そそくさと下山しました。

そして今日1/26は常連様とともに裏山へ。
ちょうど流氷接岸初日という、良いタイミングでお越しいただきました。
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流氷も来て、いよいよ知床の厳冬期シーズン到来。
雪山に登って流氷を見られるのは知床ならではですね。

知床のスノーシュートレッキング

北浜岳(通称)は我が家から入山できる裏山です。

玄関から山スキーで入山。
雪はクラストしてガリガリ、シーアイゼン必要でした。
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山頂下の細尾根。ルサのっこしからの風をもろに受けるので標高500m以下でも灌木とハイマツがあり、高山帯の様相です。
バックは東岳。

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ルサのっこしの向こうに、ルシャの流氷が見えました。

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山頂からは相泊沖に流氷帯。
ウトロに接岸してから僅か2日で知床岬を回り込んできたようです。
羅臼流氷初日ですね。

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ここからトッカリムイ岳までは、細尾根の本格的な縦走が楽しめます。

スノーシューでのガイドも承っております。
知床のスノーシュートレッキングガイド

「まいにち~吹雪吹雪、氷の世界~」
相泊方面は未だ通行止。しかし今日からゲートが我が家の前に設置されました。
やっと自由に出入りできます。

今日も地吹雪でしたが、インドネシアからのお客様とともに、熊越の滝へ。

川を渡り
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急斜面であずって
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滑った先に
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熊越の滝!
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今日のお客様は、釧路から日帰りバスでお越しいただきました。
始発と終バスを使えば、11:10~16:50まで羅臼に滞在できます(平日のみですが)
この時間内でオオワシ・オジロワシ観察と熊越の滝トレッキング、締めは熊の湯。

時間ないけど、羅臼に来たい!という方、お問い合わせいただければ限られた時間で対応しております!
知床らうす雪の半日トレッキングガイド