2/10~11の1泊2日で天頂山へ。
今回はウトロからアプローチして山小屋で一泊、翌日早朝にアタックした。
生憎のガスガス。天頂平は真っ白の雪中行軍。
薄日指す厳冬期の稜線は、この世とは思えないくらい幻想的だった。
視界がなくとも諦めずに登って良かった。
ゲストは知床岳、東岳、海別岳、斜里岳に加えてまた一つ、冬期知床のピークを踏んだ。
来年は、今回見えなかった知西別岳を目標に定めて下山した。
2/5、山岳会の新人研修を兼ねて「ルサのっこし」へ
このコースはスノーシューでガイドトレッキングも承っております。
知床のスノーシュートレッキング
2/2、前日接岸した流氷と朝日を撮影すべく相泊海岸へ。
あまりに天気が良いので、急に思い立って知床岳へ登ってきました。
日の出とともにスタート。
橋の落ちた、カモイウンベ川の渡渉はギリギリスキーで渡れました。
ここは数年ごとに雪崩が起きて周囲の木々が爆風でなぎ倒される場所。
今年は予想通り雪が少なく、雪庇も発達していない。
いつものルートで標高650の壁手前でシートラ。
アイゼンで登るが、雪が少なくて踏み抜きまくりで体力消耗。
標高950で稜線に出て再びスキーに。ガリンガリンでシーアイゼン必須です。
順調に6時間ほどで山頂へ。
オホーツク海には到達したばかりの流氷が漂っていた。
このときは気にも留めなかったが、のちに流氷が渦巻いているとのニュースになっていた。確かにそう見える。
この日は国後も美しかった
国後島の山々と、手前はポトビラベツの断崖
ガリガリ稜線のスキー滑降はかなり足にきたが、無事2時間ほどで下山できた。
朝から流氷といい、山といい素晴らしい一日でした。
雪の少ない知床を脱出して、道北へ5日間ほどスキー遠征してきました。
初日は幌加内のほろたちスキー場で久々に練習。
雪質が素晴らしく、斜面も急で小さいけど面白いスキー場でした。
昨秋にお世話になった名寄の宿、天塩弥生駅にて宿泊
汽車のかまくら。
お客さんが3人がかりで一日で作ったそうで、よくできています。
中はアイスキャンドル。
-12℃の中、2時間飲んでました。美味しいニッカウイスキーも御馳走になりました!
翌日から旭川のガイド仲間、大雪山倶楽部さんと合流して、山スキーへ。
今回はあまり人の行かない里山へ案内していただきました。
1/29 音江山
地元では雪質が良くてそこそこ有名だそうです。
1/30 冬路山
江丹別峠付近の里山で、その名の通り昔アイヌの人々が幌加内と江丹別の山越えルートに使っていたそうです。
凄まじい豪雪地帯で地獄のラッセルでした。
滑りも雪が深すぎてスピードが出ない上に、スキーを取られて思うように滑れない。
知床では経験できない、深雪の滑り方を学ぶ良い機会となりました。