やっと帰れたと思ったら、今度は出られません。
再び猛吹雪になり、道路は昨日12:00で封鎖されました。
今日は一段と風雪が強まり、除雪が入ったのは夕方になってから。
道路には1m近い吹き溜まり。車も出せません。
昨日今日と一日中除雪と屋根の雪下ろししていました。
我が家は無駄に大きいので屋根の雪下ろしだけで2日かかります。
おそらく道路は当分開かないでしょう。
番屋の暮らし
今日、3日ぶりに帰宅しました。
別に山に入っていたわけではありませんが、猛吹雪に見舞われた怒涛の3日間でした。
1/26 北浜脱出
前日からの大雪で除雪に追われる。番屋前の道路は前日夜から通行止。
大雪が降ると出動するロータリー除雪車。
ドカドカ降り続く雪は、かいてもかいてもきりがない。
やっとこのことで一段落し、道路も開通したので羅臼へ。
シマフクロウ座談会に出席する。
その後、山岳会の総会・新年会があり午前様。食べ処いわみに泊めていただく。
1/27 ウトロへ
ウトロでガイド関係の会議があるので、朝早く羅臼を出発。
大荒れの予報で一抹の不安があったが、羅臼はそれほど荒れていないので大丈夫だろうと思い車を走らせる。
根北峠あたりから猛吹雪でホワイトアウト。
除雪車の後を走っている分には大丈夫だが、峠を越えてから吹雪はひどくなり、道路にも吹き溜まりができるようになった。斜里市街地付近が一番ひどかったが、なんとかウトロへ到着。
会議では帰路の心配をしていただき、早め終了のご配慮をいただきました。
しかしせっかくウトロまで来たのだからと、昼食を食べ自然センターに行きました。
このときすでに帰路が封鎖されていたのも知らず・・・
プユニ岬からの流氷。
さあ、気合入れて羅臼まで帰るぞ!
しかし無常にも
根北峠吹雪で閉鎖。さらに清里峠も閉鎖。
車中泊も考えましたが、野上峠は通れるとの情報を得て羅臼へ帰ることに。
斜里~清里~小清水~川湯~弟子屈~中標津~羅臼と長躯帰ってきました。
本日の走行距離400km。旅行に行ったわけではないんですが。
そこへ道路管理者から北浜方面通行止の電話。
このときは吹雪もだいぶ収まってたが、北浜付近は猛吹雪とのこと。
そんなわけで今日も帰れなくなりました。
しかし民宿本間さんで友人との宴会に参加し、そのまま泊めていただくことに。
1/28 北浜帰着
今朝はそのまま仕事に行きましたが、林道の除雪が追いつかず仕事になりませんでした。
夜には道路も開通し、やっと北浜へ帰って来ました。
悪天候の運転は冬山登山より堪えます。
無事に帰ってこられて何よりでした。
吹雪の道中、トンネルを走っているときはちょっと一息つけます。
出口があの世へ繋がっていなくてよかったです
新年あけましておめでとうございます。
大晦日は食べ処いわみで恒例の年越し宴会。
今年で10年、しらふで年を越したことはありません
毎年食べきれないほどのご馳走を用意してくれる石見夫妻に感謝。
そしてこれも10年連続、羅臼神社へ初詣
大吉を引いた女性二人はご満悦。
僕は過去最高の中吉でした。今年の知床倶楽部は運がいいかもです。
元旦は天気が良かったので、軽い散策。
新調したゾンメルスキーで歩いてみましたが、長靴でのスキーは難しい!
2日前に降った雨の影響で雪質はバリバリのモナカでした。
そして、大晦日に届いた獲れたてのシカ肉でタタキを作ってみました。
背ロースのタタキは柔らかくて最高!
知床桜さん、ありがとうございました。
Fさん差し入れの焼き鯛も激美味。
めで鯛お正月を迎えることができました。
年も明け、食べてばかりの日々を卒業してそろそろ始動したいと思います。
今年も知床倶楽部ガイドをよろしくお願いいたします。
毎年このネタを書くのは、いつ番屋の水が凍結したのか記録を残すため。
水道凍結は昨晩12/25でした。
昨夜から今日にかけて羅臼は猛吹雪。
今日はホワイトアウトの中、配送の仕事をしていました。
夕方に一本の電話が入る。
道路管理者「吹雪で道路閉鎖したいのですが、何時に帰宅しますか?」
僕「7時くらいになると思います」
道路管理者「じゃあ7時に石田さんが帰宅したら閉鎖します」
僕「「わかりました。ご配慮ありがとうございます」
というわけで、帰宅と同時に道路閉鎖。今冬初めて閉じ込められました。
昨年もこの二つの恒例行事は同じ時期でした。
気がつけば、もう10年こんな冬を迎えています。