2泊3日で知床岳を目指しましたが、大雨で途中断念。
予定変更して奥深い森でのんびりキャンプしてきました。
相泊~崩れ浜の海岸線では、昆布のじゅうたんが広がっています。
昆布の干場(かんば)を通過する際は、漁師さんに一声かけて、邪魔にならないように端を歩きましょう。
観音岩の崖は固定ロープがありますが老朽化しています。念のため30mほどのザイルを持参したほうが安全です。
原生林の沢で一休み
2泊した野営地。美しい沼のほとりです。
今回はフードコンテナを持参しました。ヒグマに対する食料保管ケースです。
今年から「知床半島先端部地区 利用の心得」でも推奨されていますが、僕は実際使うのは今回が初。
重くて容量が小さいのが難点ですが、去年の秋に知床岬方面でテントの食料がヒグマに荒らされた事例もあり、やはり持って行くと精神的に安心できます。今回はそれを実感しました。
その理由は
やっぱり現れてしまったのです。三頭の親子連れでした。
食事も終わりそろそろ夕闇がせまってくるころ、沼の対岸約50mに突然現れました。
僕たちに気づいても関わりを持ちたくないそぶりを見せた親クマでしたので少し安心でしたが、油断は禁物。
食料をフードコンテナに入れてテントから離して寝ました。
絶対安全とはいえませんが、食料をテントに保管するよりは安全でしょう。
そして今回使ってみてわかったフードコンテナの利点
椅子にするとちょうど良い高さ
快適な姿勢で野外調理できます!
そんなわけで「フードコンテナ」は意外と役に立ちました。
羅臼ビジターセンターやルサフィールドハウスでレンタル(1日1000円)していますので、知床岬や知床岳を目指す方、知床の山奥でキャンプする方は持っていたほうが良いでしょう。
今回は残念ながら知床岳には行けませんでしたが、
海岸トレッキング、岩登り、原生林トレッキング、野営、秘沼、ヒグマと内容盛りだくさんでのんびり楽しめました。
興味ある方はコチラまで
3 comments on “ヒヌマとヒグマ”
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フードコンテナ使用上の注意として、
コンロの台にしないでください、とはありますが、
座らないでください、とは書いてないですね、確かに。
うーん、でも、どうなんでしょう・・・。
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このたびはお世話になりました。初日から見てはいけないモノを見てしまいましたが、無事に過ごせて良かったです。今回はちょっと悔しい結果でしたが、静かで美しい青沼を二泊三日も貸切りでき、ある意味とても贅沢な機会だったかと。「知床の秘沼青沼で過ごすバカンス」なんて、誰も考えませんよね(笑)。
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こちらこそありがとうございます。
今日はゆっくりお休みできましたでしょうか。
今回は残念でしたが、久々にのんびりキャンプできましたね。
バカンスというにはあまりに野生的でしたが(笑)
また来年リベンジしましょう。