流氷

羅臼では広い範囲で流氷が接岸しています。
三月に接岸するのは四年ぶりくらいです。
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前浜の流氷
今日は雑誌の取材を受けました。
イーストサイドという、道東を中心としたライフスタイルマガジンです。
移住者の特集で6月頃発売だそうです。羅臼に住んだいきさつやガイドの仕事について聞かれました。
僕は漠然と「北海道に住みたい」と思ってはいたが「どうしても知床!」とか「何が何でもガイドになりたい!」
という気持ちはなかったので記事にするほうは大変だと思います。(てか載らないかも)
まったく無計画に住みついたが、良き出会いがあり、多くの方にお世話になっているおかげで、何とか暮らしていけてると改めて思いました。
ガイドの仕事もやればやるほど楽しく、そして厳しく奥深い世界です。
山や自然は、手を伸ばせば伸ばすほど、届かない存在になるような気がします。

流氷が北浜~羅臼前浜にかけて接岸しました
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番屋前の流氷
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流氷をかきわけて帰港するスケソウ漁船
明日はスケソウ漁見学ツアーが実施されます。
天気がちょっと心配ですが、流氷の中での操業を見られるかもしれません。
そういえば今朝のズームインで前回のツアー模様が放映されたはず。
ウチはテレビがないので見ていませんが、どんな感じだったのでしょう?

相泊~セセキにかけて、まばらですが接岸しています。
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波がなくなり、海水も凍ってきました。蓮葉氷です。岩礁の上にはアザラシが三頭います。最近毎日この場所にいます。
流氷帯はすでに羅臼前浜に達しており、流氷観光船は運航しています。
2/9にはスケソウ漁見学ツアーが実施されます。この分だと流氷も期待できそうです。

流氷がセセキ沖までやってきました。薄い帯状ですが、陸から肉眼で確認できます。
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トッカリムイ(昆布浜)でアザラシ発見。まさにトッカリ(アザラシ)ムイ(入り江)でした。
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小さい岩礁にむりやり二頭のっている。
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遊泳中も含め10頭ほど確認できました。最近この場所でよく見かけます。

流氷を探して相泊からスキーで歩き始めると、崩浜に残氷がありました。
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本体は西風で国後方面に流された模様です。
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奥に見えるのが観音岩
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流氷の彫刻
羅臼前浜に到達するのはもう少しかかるようです。