常連様を迎えて、2日間のトレッキング。
2日目は藻琴山へ
平日でもスキーヤーや登山者がちらほらと。
雪は良いし、展望も抜群でお手軽に登れるので人気がある山です。
常連様とともに、2週間ぶりに東岳へ。
案の定、登りは重たいラッセルに苦しめられる。
やっと根室海峡にも流氷が入ってきました。
重荷を背負ってえっちらおっちら5時間ほど登り、日の出と流氷が見える場所にBC設営。
今回の目的は厳冬期のテント泊と、星空や朝日の撮影です。
夜はさすがに冷え込みました。風も出て体感気温-30℃くらいでしょうか。
あまりの寒さで、撮影もそこそこに早々とシュラフに潜り込む。
寝ていると吐く息が凍結して天井に霜となり、テント内に降り注ぎます。
稜線は強風。標高1300mまで登りましたが、今回は無理をせず途中で引き返しました。
あまりの寒さに驚かれていた常連様ですが、これが厳冬期の知床登山です。
この状況下で、杯を酌み交わす一夜もまた格別なんですよね。
昨冬、知床岳を登頂した常連様とともに、1泊2日で厳冬期の東岳を目指しました。
前日に降った大雪で、スノーシューでの膝ラッセルはまさに苦行。
雪は重たく、普段の2倍近い時間を費やして標高800mまで。
BCからのご来光。昨夜は厳冬期とは思えないくらいの暖かさでした。
早朝は強風とガスで見えなかった稜線も、少し停滞してすっきり晴れたのでピークアタックへ出発
暖気の影響で雪が緩み、スノーシューで順調に高度を稼ぐ
後光がさしてました
南風が強いものの、凍てつくような寒さはない。結局スノーシューのまま頂上へ
標高1520mは知床岳も眼下に
頂上からの眺めは抜群。高曇りでしたが、硫黄山から羅臼岳まで見えました。
流氷がなかったのが唯一の心残りですね。
ほぼ諦めていたピークを踏むことができて本当に幸運でした。
羅臼での雪山半日トレッキング、現在ツアー実施中です。
雪山初心者でも、おひとり様でもご参加頂けます。
冬の半日トレッキングガイド
2/29までエクスプレスバスに合わせて実施中です。
3月以降でご希望の方はお問い合わせください。