知床冬山

最近は珍しく穏やかな天気が続いているので、暇があれば一人スキー登山してます。

2/5 羅臼岳南東尾根

あわよくば日帰りでピークと狙おうと思いましたが、そこは厳冬期。そう簡単には行きません。
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標高850からの羅臼岳。森林限界からは強風で進めず撤退。

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地吹雪の中、知西別岳と天頂山は見えていました。

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このルートはなかなか良い斜面があるのですが、雪は重く知床の短いパウダーシーズンは終わりを迎えようとしています。

2/6 丹刈別(三角点名)

半島先端部、クズレハマとウナキベツの上流にある540mの山です。
そろそろ流氷が羅臼側に回っているようなので、山から流氷を探しに行きました。

そして
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沖に僅かな白い帯を発見。本体はまだですが、一応羅臼流氷初日です。

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ピークからは知床岳がキレイに見えました。

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ポロモイ岳(左上)

おまけ
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クマゲラ

厳冬期の東岳にてBCスキー。2週続けて滑ってきました。

1/24(日)
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標高1000mからの稜線

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粉雪を散らしながら1000mのダウンヒルは至福の時間でした。

1/31(日)
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この日も稜線は天気が悪く標高850mまで

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週に一度は山に入らないと気が済まない人たち

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雪は最高で、知床ではあまり味わえない深雪のパウダーでした。

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国後に向かってダウンヒル。羅臼ならではのロケーション

東岳は近年、遠方からも滑りに来られる方が増えているようです。
BCとして素晴らしいフィールドですが、知床の気象条件は厳しいです。
冬山登山の心づもりで入山しましょう。
我々も、裏山といえるこの山の厳しさに何度も痛い目をみています。

過去何度もご一緒いただき、羅臼岳パートナーとも呼べるTさんとともに厳冬期の羅臼岳へ。

今回はウトロ側からアプローチ、初日は出発が遅れ途中で日没に。
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闇に浮かび上がる羅臼岳

翌日は天気も上々、でも寒気が入り極寒でした。
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天頂山

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厳冬期の羅臼岳は神々しい

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知西別岳

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徐々に雲も取れ、「今回はもしかしたら行けるかも!」と意気込んだが

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ルンゼ入口はやはり厳しい風でした。

この後標高1400mまで頑張りましたが、完全にホワイトアウトになりやむなく下山。
やはり厳冬期の羅臼岳、簡単に登らせて貰えません。

下りはホワイトアウトの中、私は完全に雪酔いしてしまい、吐き気でフラフラになりながら滑ってきました。
雪が良かっただけに悔しかったですが、怪我なく無事に帰れたので良しとします。

おまけ
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雪崩の危険性を調べるピットチェック

年が明けてもあまり雪が降らない知床です。
羅臼も麓に雪がないため、根北峠から1452峰(東斜里岳)を目指してみました。

1/5 朝は晴れていたが、途中から吹雪になる
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視界もなく東尾根標高1000mで下山

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雪は良く、新調したスキーでパウダーを楽しめました。

1/12 一週間後に単独で再チャレンジ
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この日は天候に恵まれたが、根北峠スタート時の気温が-20℃と極寒。

途中でおにぎりなどの行動食が全て凍り付き食べられない。飴とテルモスのお茶で何とかしのぎながら、核心部の壁を登り頂上へ
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雪はグラニュー糖のようにサラサラで、深いラッセルを強いられました。

頂上から斜里岳と撮ろうとカメラを出したが、あまりの寒さに急に動かなくなった。
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しかたなく携帯のカメラで撮るが、この一枚で携帯もバッテリーが上がり使用不能に。

じっとしていると寒さで体が動かなくなるので、すぐに下山開始。
パンケニワナイの沢は雪不足で凸凹なので、尾根を滑った。

おまけ
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1452峰の軌跡

あまりの晴天に導かれて、羅臼湖までスキーお散歩してきました。

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目梨望遥台から

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今や積雪期しか行けない、幻の「一の沼」

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湖沼は全て雪原だと思っていたが、意外とまだ凍り始めたばかりのようです。

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3.8の沼と羅臼岳

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いつもと違う角度からの羅臼湖と知西別岳

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ここまで熊の湯から約10㎞、所要3.5時間。
ラッセルもなく快晴無風の好条件とはいえ、改めて山スキーの機動性の良さを実感しました。
スノーシューであれば、日が長く雪の締まった3月でギリギリ日帰りできるくらいでしょう。

考えてみれば12月に羅臼湖へ来たのは初めて。
樹林帯は意外とパウダーで、今季初の滑降も良い訓練となりました。

冬の羅臼湖も、経験者に限りガイドを承っております。
知床倶楽部ガイド