知床冬山

羅臼岳登山道、羅臼温泉~第一の壁までルート状況を見てきました。
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木かくれの滝
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登山道の積雪は30~40cmほど。
雪は軽く、ラッセルはできますが、スピードは上がりません。
藪は積雪で埋まっていないため、ショートカットコースはまだとれない状況です。
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里見台。夏だと40分で来れますが、今日は1時間ほどかかりました。
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ハイマツ原。
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沢沿いに温泉が湧いているので、地熱で雪が解けている。
傍にいるととても暖かい。
第一の壁からは中途半端な積雪で非常に歩きづらいです。
今日は北西の吹き降ろしが強く、ここで引き返しました。
とにかく風に叩かれて寒かったです。
冬の入りで、まだ体が慣れていないせいでしょうか、真冬より寒く感じました。
今日現在、日の出~日没まで10時間弱。これから日はどんどん短くなります。
羅臼岳山頂往復は日帰りではかなり厳しくなってきましたね。
こんな時期に登る人はほとんどいないと思いますが、もし行くなら最低一泊装備は必要です。
また、屏風岩から上は雪がクラストしていると思いますので、アイゼン、ピッケル必携です。
この時期は雪が中途半端で歩きづらい。。。
早くスキー使えるくらい積もって欲しいですね。

雪きましたね~。
降り始めでまだ締まっていませんが、今日はフライングしてツボ足トレッキング。
いざ、羅臼湖へ!と早出しましたが、山の上はやはり吹雪模様。
目隠し沼で断念となりました。。。
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吹雪の目隠し沼。
横断道路から近いのですが、夏は藪に覆われて気がつかない方も多いです。
地図によっては「目梨湿原」と記されています。
けっこう良い場所ですよ。晴れていれば。。。
知床通い約10年、厳冬期単独半島横断の経験を持つ同行者は、
「11月の知床は初めてで楽しみなんだよね~」
と言っていたが、ほとんど厳冬期と変わらない状況でした。。。
今日のゲスト
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ウソ

山スキーお散歩会、今日は斜里岳です。
とにかく暑かった。。。山頂でもシャツ一枚で過ごせるほどの陽気。すっかりバテてしまいました。
年々暑さに弱くなっています。(まだ4月なのに夏はどうなる?)
今日の斜里岳は二チームで別々のルートから登り、山頂で待ち合わせ。
我々は根北峠~東尾根ルート6名、他は三井~北西尾根ルート2名。
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東尾根頭1452峰直下にて
何名かは「山頂から滑るんだ」と言ってスキーを担ぎ急斜面を登ります。
ちなみに僕は暑さにバテたのと、スキー技術に自信がないので途中にスキーをデポしました。
雪はズブズブでハイマツも出ており、非常に歩きづらい。。。
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1452峰から斜里岳を望む。
山頂直下の急斜面を滑ろうとしているツワモノ共。
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細尾根を歩く。
すでに別働隊は山頂に到達して我々を待っていました。
約六時間かかり、やっと登頂!1時間待たせました、スミマセン。
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全員で記念撮影。
下りは、山頂から滑る人、スノーシューで降りる人、途中から沢を滑る人、尾根を滑る人、、、、
皆バラバラのルートで好き勝手に帰りました。
それぞれ思い思いに遊んで、途中で再集合、16:00下山。
こんな山行も楽しいですね。日焼けで熊の湯の熱湯が痛かったです。

山スキーお散歩会、今日は海別岳。
この山は山スキーや春山登山のメッカです。普段は知床の冬山で人に逢うことはほとんどありませんが、今日は二組のパーティーに出逢いました。
前日の雪で、森の中は厳冬期の佇まい。樹氷が美しい。
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天気は曇りですが、昼から晴れの予報を信じて登り続ける
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ガスが一瞬晴れて斜里岳が顔を出す。
山頂付近になると風が強くなってきました。スタートから5時間、12:00登頂。
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山頂にて。ガスで真っ白だが、一瞬知床連山が見えた。寒いのですぐ下山開始する。
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滑り始めたら、晴れてきた。。。残念。
15:00下山。8時間の山旅でした。