野生動物

観光船エバーグリーンに乗り込み、素晴らしいシャチショーを堪能できました。
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知床岬に現れたシャチ。
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今日は10頭ほどの群れ。
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ダブルでジャンプ!
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船と併走するシャチ。
我々がシャチに遊んでもらっている感じです。
この航海は、NHK取材班他、著名なカメラマンたちのチャーター便で、約六時間の長丁場でしたが、同乗することができてラッキーでした。
やはり、羅臼の海は素晴らしいです。

今日も1日ガイド。
羅臼湖トレッキング、熊越えの滝を終えて、相泊へ。
道中、例のキタキツネ親子を観察
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子育てに疲れた(?)おかあさんは台の上で休息中。子ギツネは甘えようとするが、上までたどり着けず。
この勝負、おかあさんの勝ち。
これは別の個体です。
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魚をせっせと運ぶ親ギツネ
エゾシカもたくさんいます。例年より一段と多い感じです。
夜には数十頭の群れが道路を横断しています。
夜間の走行にはホントに気をつけないとぶつかります。。。。

このシカはキツネに興味があるらしく、さかんに近づこうとしますが、親キツネが唸って警戒しています。
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キツネvsシカ
このシカは暗くなってからもキツネの巣に近づこうとしていました。。。
子キツネの動画(6/4撮影)

羅臼では定置網にトキシラズがかかり始めました。
トキシラズとは、シロザケが時期外れの6月~7月に沿岸に帰ってくるものです。
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4キロの活〆トキ。一本ん万円です。
羅臼前浜のトキシラズはケイジに匹敵する脂のりです。
ちまたに出回っている北洋産とは一味も二味も違いますので、一度ご賞味下さい。
知床三佐ヱ門本舗
さて、最近のMYブーム、キタキツネの子供です。
先日、知人のアマチュアカメラマンが遊びに来てキタキツネを撮影していきました。
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授乳のひとこま
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「何見てんの?」
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「お前にはかんけーねー、じゃまだ。」
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「………………」
撮影:藤田宏之
体毛が生え変わりはじめているのがわかります。
日に日にたくましく成長していますが、1~2頭毛艶が悪い子供もいてちょっと心配です。
先日お知らせしたもう一頭の親キツネですが、どうやらメスの模様。
10頭の子供は二頭から生まれたものかもしれません。
また、二頭の親キツネは様子を見ているとかなり仲睦まじく、じゃれあっているときもあります。
この二頭もまた親子なのか?とは僕の勝手な推測ですが、そういう可能性もあるのでしょうか?
とにかく見ていて飽きない家族です。
ところで昨日の夜中、親キツネが二階の部屋に干してあるスモークサーモンを狙って(風乾のため窓は開けてある)、屋根に飛び乗っていました。。。間一髪で撃退。
すっかりキツネに振り回されているこの頃です。