今月5回目の連山縦走、今回は1泊2日で実施。
真夏の日差しを浴びながら、良いペースで歩きとおすことができました。
一ヶ月間に5回の縦走は初めてでしたが、何とか終了。
良いダイエットになりました。
おまけ
雪渓を駆けるクマ
夏山ガイド
今日の羅臼岳は日曜日だったこともあり、大勢の登山客で賑わっていました。
お昼頃の山頂付近は大混雑。岩場でのすれ違いには充分注意が必要です。
今年はウトロ側大沢雪渓の雪解けが例年より早いため、高山植物の開花が早まっています。
ちょうど今頃が見頃で、たくさんお花が咲いていました。
エゾノツガザクラとチングルマ
コエゾツガザクラの群落
タカネタチツボスミレがシレトコスミレと同時期に開花するのは珍しいかもしれません。
両方とも知床の固有種です。
今日は環境省レンジャーがゴミを拾いながら巡視していました。
数年前まで多かったティッシュペーパーのゴミもだいぶ減ったとのことです。
これも携帯トイレが普及している証でしょう。
羅臼岳では携帯トイレを使いましょう!
今年2回目の連山縦走、7/8~10で昨年羅臼岳を登ったリピーター様とともに。
2日目までは快晴の縦走路、最高の展望とお花を眺めながらのんびりペースで。
シレトコスミレは終盤にさしかかってきました。
羅臼岳と日暈
第一火口野営地は1張分だけ雪が解けていた。フードロッカーも蓋だけ出ており何とか使用可能。
今回のハイライトは3日目。
台風接近による前線の動きで、朝から稜線は恐ろしいほどの強風が吹き荒れていた。
第一火口分岐から硫黄山直下までのコルは立って歩けないほどの暴風。
硫黄山本峰。
登頂を早々と諦め下山にかかるが、、体が転げるような強風で雪渓トラバースも危険、這いつくばってウブシノッタの沢にエスケープして大岩分岐へ登り返した。通常なら僅か20分のルートを2時間かけてようやく通過。
夏山では久々に風の洗礼をうけました。