斜里岳

年が明けてもあまり雪が降らない知床です。
羅臼も麓に雪がないため、根北峠から1452峰(東斜里岳)を目指してみました。

1/5 朝は晴れていたが、途中から吹雪になる
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視界もなく東尾根標高1000mで下山

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雪は良く、新調したスキーでパウダーを楽しめました。

1/12 一週間後に単独で再チャレンジ
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この日は天候に恵まれたが、根北峠スタート時の気温が-20℃と極寒。

途中でおにぎりなどの行動食が全て凍り付き食べられない。飴とテルモスのお茶で何とかしのぎながら、核心部の壁を登り頂上へ
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雪はグラニュー糖のようにサラサラで、深いラッセルを強いられました。

頂上から斜里岳と撮ろうとカメラを出したが、あまりの寒さに急に動かなくなった。
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しかたなく携帯のカメラで撮るが、この一枚で携帯もバッテリーが上がり使用不能に。

じっとしていると寒さで体が動かなくなるので、すぐに下山開始。
パンケニワナイの沢は雪不足で凸凹なので、尾根を滑った。

おまけ
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1452峰の軌跡

三井コース(北西稜)からの斜里岳はこの時期、雪山初めとして恒例になりつつあります。
今年は期待していたほど雪がなかったのですが、おかげでラッセルもなく容易に登れました。

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斜里岳北壁からのご来光

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雪は一昨日の大雨でだいぶ融けてしまった

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山頂付近にかろうじて樹氷が

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気温はプラスで、11月とは思えない暖かさ

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摩周、屈斜路、阿寒の山々まで

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斜里岳北壁を見ながらの登山、秋~初冬にかけておススメです。

利尻礼文からの帰り道に斜里岳へ。
利尻と斜里は美しい山容が良く似ています
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斜里岳

今回は根北峠~南斜里岳~斜里岳~パンケニワナイ沢をぐるっと周回しました。

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海別岳。
1週間知床を留守にしていたら連山があっという間に黒くなっていてビックリです。

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尾根のハイマツも例年通り。ここ数日で一気に解けたようです。

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南斜里岳ピークを踏んで岩尾根歩き

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核心部のトラバース

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今日のルート、左上が南斜里岳。
4パーティー15人が山頂付近に。GWとはいえ、さすが斜里岳は人気ありますね。

暖気で雪がグサグサ、腿までぬかりながらようやく山頂へ
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今回は飛び入り参加で、根北峠で偶然出逢った山仲間ともご一緒させていただきました。

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下りはパンケニワナイ沢を一気に滑る。
ストップ雪で足がパンパンでしたが、ザラメ雪を十分楽しめました。

この1週間で利尻と斜里という名峰に登ることができて大満足です。
ちょっと遊びすぎたので、GWはまじめに仕事します。

再び雪山を味わいたく、斜里岳を北西稜(三井コース)から登ってきました。

麓はほとんど雪がない。
五合目付近から数㎝の雪を踏みしめながら高度を稼ぎ、樹林帯を抜けると
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雪化粧した斜里岳が眼前に。
左が北稜、ルートは右の北西稜。

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山頂直下から北壁を望む。ここから急登が続く。
休まず登っても、まだ冬仕様になっていない体が冷え切ってしまう。

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ナイフリッジ。高度感抜群。

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無事山頂へ

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東尾根と標津の山々。

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北稜にある通称大槍と呼ばれる岩峰。(3年前の斜里岳北稜

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今回辿った北西稜

山頂は-10℃の体感、雪は少なくとも、十分冬山味わえました。
久しぶりの白い斜里岳、北壁は特に美しい。

久々にお散歩会に参加して、山スキーに行ってきました。
スキーを履くのは約2ヶ月ぶり。雪シーズンでこれだけ間があいたのは初めてです。
ホントにここ一月の天候は酷かったですね。
根北峠から斜里岳を目指します。
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良いはずの天気予報は外れた。なかなか晴れの登山が叶わない。
雨に降られながら1200mまで登りましたが、ガスにまかれる手前で登頂断念。
斜里岳は望めず。
尾根筋はさすがにハイマツ出てきましたが、沢はまだまだ雪がどっさり。
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パンケニワナイ沢の大斜面を滑ることができたし、久々に山仲間とスキーができたので満足しました。
まだしばらくは斜里岳や海別岳はスキー楽しめそうです。