最近、「ヘルスツーリズム」というのがあるらしいです。
簡単に言うと、医学的な根拠に基づく健康維持や増進につながる観光のことです。
今日は東京から専門家を招き、羅臼でモニターを行うことになりました。
今回はスノーシュートレッキングがどれだけ健康に良いのか?を科学的なデータをとるため、幌萌運動公園スキーコースを舞台に役場関係者5名がモニターとなり、光栄にも僕がガイド役を仰せつかりました。
快晴、無風の最高のコンディションに恵まれ、スノーシューで歩きます。ただ歩くのではなく、一定のペース、リズムで歩き、体への影響を測定します。
このコースを庭にしている佐々木師匠がサポートしてくれました。
15分~20分毎に、血圧、脈拍、体表面温度などを測定します。
これは不死身の木。不死身になりたい方は是非くぐって下さい。(ヘルスツーリズムとは関係ありません)
軽い登りもあります
国後沖にはうっすらと流氷が見えました。
約二時間のツアー。個人差がありますが、まずまず適度な運動とのこと。
おおまかに言うと、地元の若い方は全然負荷もなくお散歩程度ですが、普段雪の上を歩いていない方には相当な負荷があるとの結果でした。
ペースは、一分間の心拍数が(160-年齢)を越えないように、その値に近づけるのが適度な負荷が体にかかり、健康維持に良いそうです。
心拍数は慣れれば自分で簡単に計れますので、やってみる価値はありますよ。
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凄かったです、トドが。
コンパクトデジカメで撮影してます
知床財団の海洋生物調査に同行させていただき、観光船エバーグリーンで知床岬から峰浜(羅臼の端から端)までびっちり8時間野生動物探しまくり。
ワシ、アザラシ、ツチクジラなど多くの動物を見ることができましたが、中でもトドは凄かった。
約50頭の群れが幌萌沖にいましたが、好奇心旺盛な若い個体は船の傍まで寄ってきて吼えてました。
大型の船にこの距離まで近づくことはめったにないとのこと。
我々がトドに遊んでもらっている感じでした。
流氷は知床岬まで来ていました。
下のほうには流氷にのったゴマフアザラシがいます。
ポロモイ岳
天気も良く海から見る連山もキレイで、登高意欲がムクムクと。。。
流氷の一部が相泊沖に南下し、羅臼の陸から見える流氷初日となりました。
流氷帯。カモユンベより
北風にのってかなりのスピードで南下していました。
今日は動物ウォッチングガイド。
午前中は、トド8頭、アザラシ30頭を発見できました。
礼文町沖にはゴマフアザラシ30頭がモグラたたきのようにプカプカ。。。。
11時の羅臼市場での競り見学。
8キロのマダラにびっくり。
スケソウ、カレイ、クチグロマスなどが水揚げされていました。
昼食を済ませた後、流氷到達の情報を受け相泊へ
氷爆と化したセセキの滝。
相泊から海岸線をスノーシュートレッキング。
アザラシも顔を見せてくれました。
流氷を見ながらティータイム。
お目当てのアザラシ、トドを見られて良かったです。
オオワシ、オジロワシは合わせて200羽位道路から観察できました。
流氷がやってきて、アザラシ、ワシも増えてきました。
トドはまもなく姿を消してしまうと思いますが、羅臼冬の観光も最盛期を向かえています。