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羅臼岳からの流氷

Posted by banyakitahama on 2017年4月2日
Posted in: 知床冬山, 羅臼岳.

最高の天気に恵まれたエイプリルフール。日帰りで羅臼岳へ登ってきました。

熊の湯を5:30スタート。羅臼川を渡渉して尾根に取り付きます。
雪はガリガリで麓からいきなりシーアイゼン装着。良く効いてサクサク歩けました。

今回はいつもどおり登山川右岸尾根に乗りましたが、尾根通しではなく新しいルートを開拓します。
途中から羅臼川支流を渡って、羅臼川源頭の扇状地に出ました。

羅臼川源頭。ここまで3時間、思ったより早いペースです。
ここから南西ルンゼに取り付くか南東尾根に乗るか迷いましたが、今回は南東尾根へ。ルンゼはGWに取っておきます。


標高1300mで、雪が固くなったのでシーデポ。アイゼンでピークを目指します。
横断道路の除雪作業も見られました。順調に進んでいるようなのでGW前の開通を期待したいですね。


山頂溶岩ドーム


快晴無風の山頂。ここまで5.5時間、条件に恵まれ順調すぎるくらいでした。


羅臼側の流氷はまだびっしり。しばらくは根室海峡に居座りそうですね。


ウトロ側はほとんどなかったのですが、渦巻く流氷帯がキレイでした。


山頂はエビの尻尾の発達具合が見事でした。

シーデポ地点までは緩んだ雪にぬかるも、スキーにはちょうど良いザラメで快適な滑降。
トータル8.5時間でした。

今回開拓した新ルートは、時間、距離ともに登山川右岸尾根ルートと同じくらいですが、羅臼側源頭からは南西ルンゼも狙えるので選択肢が広がります。
しかも南東尾根上のハイマツが出る時期でも藪は少なくスキー滑降も快適なので今時期に最適なルートですね。
難点はコース取りがちょっと複雑でわかりにくいところでしょうか。

今年に入ってからようやく踏めたピークが羅臼岳で、喜びもひとしおです。

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