中標津から古多糠を通って羅臼に向かう途中、こんな看板があります。
「薫別岳7.5km」
この山は標高698m、いかにも登れそうに書いてありますが、登山道はありません。
なぜこんなマイナーで、しかも普通では登れない山が道路標識に載っているのか前から気になっていました。
そこで登ってみることに。
時間かかりそうなので一泊二日、BCはせっかくなので薫別温泉にしました。
単独行の予定でしたが、佐々木師匠が日帰りで薫別温泉まで付き合ってくれました。
林道から薫別岳を確認。
2時間林道を歩いて、薫別温泉に到着。
この後、二人でルート偵察。川沿いに昔の作業道が残っていた。
日も暮れて、佐々木師匠は帰っていきました。一人、取り残されてしまった。。。
夏は熱い薫別温泉ですが、厳冬期はちょいぬるめ。40℃ないくらいといったところでしょうか。
出ると寒いので1時間近く入浴してました。
ここで一泊しましたが、やはり厳冬期、夜半の冷え込みは半端じゃなかった。。。
翌朝は六時にスタート。
昨日偵察したルートで高度を稼ぎ、3時間で山頂到着。
けっこうキツイ登りの連続でした。しかも上に行くにつれて雪はカリカリ。
頂上稜線でアイゼンが必要でした。
山頂からの知床連山。
左から、ラサウヌプリ、遠音別岳、知西別岳、羅臼岳。
期待していなかった分、意外と展望良かったです。
武佐岳、尖峰など標津の山も良く見えました。
春先は、頑張れば日帰りも可能な山ですが、温泉で一泊もいいものです。
コースタイム
2/4 古多糠11:00~13:00薫別温泉 ルート偵察、BC設営
2/5 BC 6:00~9:00薫別岳9:30~11:30BC12:00~14:00古多糠
おまけ
山頂にあった、エゾユキウサギの足跡と糞。