現在、羅臼岳ウトロ登山道では糞尿問題が深刻になっています。
昨年から携帯トイレの普及活動が関係機関により行われていますが、まだまだ浸透していません。
理由は様々ありますが、ひとつは携帯トイレを使うためのブースがないことがあげられます。
今年は試験的に8/13~17の間、仮設ブースを設置しました。
今日は仮設ブースの撤収作業を、知床山考舎の山岳ガイド滝澤さんと一緒に行いました。
羅臼平の携帯トイレ用仮設ブース
中はこのようになっています。この便座に携帯トイレを被せて使用します。
本格的なブースの設置はまだ決まっていませんが、今後はもっと携帯トイレの利用を普及させなければなりません。
現状を放置すれば、悪臭や自然破壊はもちろん、美味しい水場である弥三吉水が汚染されないとも限りません。
知床倶楽部では、参加者の皆様に携帯トイレの使用をお願いしております。
羅臼岳および知床連山における携帯トイレの利用について
いつまでも羅臼岳がきれいで素晴らしい山であり続けるため、登山者一人ひとりの自覚が必要です。
2 comments on “羅臼岳の携帯トイレについて”
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このたびの設置撤収作業お疲れさまでした。利用状況はいかがなものだったのでしょうか。私も二年目でようやく慣れましたが、女の子にはブースがあるとやっばり安心です(^_^;)
来年からはシーズン中にあるといいですね。世界自然遺産としてぜひ知床にも普及させていきたいものです。
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実は設置期間中、僕は羅臼岳の仕事がなく結局使えずじまいでした(笑)
利用状況はまだ知らされていませんが、絶対必要なことは間違いないので、これからも固定ブース設置に向けて働きかけていきたいと思います。