最近は仕事以外でまったく山に行っていませんでした。
今日は久々のプライベート山行、知床岳を目指します。
相泊から海岸線を歩きカモユンベから入山、平坦な樹林帯を歩く。
二股を越えて尾根に乗ると、凄まじい雪崩の跡があります。
雪崩で巨木がなぎ倒された跡。
この雪崩跡は二年前のもので、発生直後に僕も見ています。
この雪崩はおそらく泡(ほう)雪崩といわれるもので、デブリ(雪塊)だけでなく、雪煙によって樹が吹っ飛んでいます。厳冬期の軽い空気を含んだ雪が流下して沢の末端から遠く離れた場所まで衝撃圧が到達しています。
ちなみにこの場所は沢の末端から1㌔以上離れており、尾根を乗り越えて到達しています。
尾根をつめてH650でシーデポ。
稜線は轟轟と風がうなっており、しばらく待機することに。
ツエルトで一時間待ち、ちょっと天気が良くなった気がしたのでアイゼン装着していざ雪壁へ!
アイゼンはよく効いたが、雪は硬く緊張の登攀を強いられる。
H1000で稜線に出るが、やはり風が強い。視界も効かず、引き返しを決断。
やはり知床岳は簡単には登頂させてくれないですね。この時期でも春山とは無縁、厳冬期の佇まいでした。
天気はどんどん悪くなり、吹雪模様に。そそくさと下山します。
おかげさま(?)で雪は期待以上によく、下りは楽しめました!
久々の山行で体はぐったりですが、ピリッとした寒気の山はやっぱりいいですね。
コースタイム
6:00相泊~7:20カモユンベ二股~9:00co650シーデポ10:00~11:00co1000稜線~14:30相泊
おまけ
相泊海岸線のシカ
ワシ、キツネ、カラスなどが僅か1日でこんなにしてしまったそうです。
4 comments on “知床岳”
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
お疲れさまでした。いつかは憧れ(?)の知床岳にも挑戦してみたくなりました。老体には厳しそうですが(笑)。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
冬の知床岳は僕も結構敗退しており、なかなか厳しい山です。
今年の夏あたり二泊三日でいかがでしょう(笑)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
峠の除雪作業中に見た雪崩・・・
薬局のジョイと一緒に引き起こしたプチ雪崩・・・
恐ろしい雪崩すら、懐かしく感じるよ。
それにしても、爆風の威力はすさまじいんだね!
ほっかむりんジャーでもかいはツーでもかなわないんでないかい?
羅臼は厳冬期真っ最中のようだけど、
ここ高知はもう、ワラビの季節です。
羅臼より2ヶ月ぐらい早いね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
久しぶり!忙しそうだね~
僕もこの冬は意外と仕事してます(笑)
ジョイも元気(?)にしてますよ~
あ~ワラビ食べたい。。。