毎年恒例となりつつあるシーカヤック半島周回。
今回は9/13~15の二泊三日でカミさんと回ってきました。
相泊から出艇。羅臼側は珍しく凪で天気も良い。
タケノコ岩にて
途中休憩をしながらゆっくり漕いで約6時間で知床岬へ
初日の野営地はアブラコ湾。
岬に上陸して、水汲みがてらお散歩する
台地の上はすっかり秋の様相。アメリカオニアザミの綿毛がやたら目に付く。
地の果てに来てもほっかむる人
残照
翌朝は日の出とともに出艇
朝日は岬から昇る
ウトロ側に回り込むと、向かい風に。
不規則な波もあり漕ぎにくい。
疲労の色が出始めたころ、タコ岩あたりで風も止み晴れてくる。
2日目はイロイロ川に野営
ここに上陸する前、カムイワッカあたりで親子連れ2組、4頭のヒグマを見かける。
上陸してからも、ここに来るんじゃないかとしばらくテントも張らず警戒していた。隣のイダシュベツ河口には観光船が停泊しているのが見える。おそらくヒグマを観察しているのだろう。
う~ん、両側をヒグマにかこまれてしまった!
しばらくしてひょっこり親子連れが現れた。お互い「あっ」てな感じだったが、親は落ち着いて山を高巻いて避けてくれた。
もう日没も近いので覚悟を決めてここにテントを張る。
そして何事もなく朝を迎え、日の出と共に出艇、9:00にウトロへゴール。
3日とも天気に恵まれ、無事帰ってくることができた。
ヒグマ編
今回は計10頭目撃しました。
ペキンの鼻付近にて
200㎏はあろうかという立派な体格でした。
オキッチウシ川にて
同じ大きさに見えますが、親子(手前が2歳の子)だと思われます。
我々に気がついた親が、夢中でマスをむさぼる子供に声をかけて、この後河口から離れていきました。
食事の邪魔をしてスミマセンでした。。。
ルシャ川にて
どうも眠かったらしく、この後河口でうつぶせになり昼寝を始めました。
イロイロ川に現れた親子。親は首に発信機を付けていました。
僕らの寝床を避けてくれてありがとうございます。
3 comments on “残照の知床岬”
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ヒグマにそんなに会われたんですね!やはり知床はヒグマの故郷ですね!恐い存在ですが、ヒグマのいない知床は想像出来ないですね!
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ナカナカ行きたいと思っても行けない岬の先端。
素晴らしい絶景の連続ですね!
クマさんは会いたいような会いたくない存在ですね。
ここで出会った10頭は上手く人間と共存出来ているクマさんの感じです。
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知床岬は本籍地でもあり、これから年一回は行こうと思っています。
クマさんはよく観察すると、とても愛嬌がありますね。