セセキの滝を登ることは数年前からずっと狙ってました。
しかし暖冬続きで氷瀑が発達せず、なかなか実現できなかったのです。
今冬は寒さのためか、僕の見た中では一番の状態。こんなチャンスを逃す手はありません。
天気は快晴、沖には流氷帯も見えて絶好のクライミング日和

クライミング初心者なので、トップロープでカミさんに確保してもらいます。
ロープをセットするために、滝奥の急斜面をラッセルして滝上に出る。これが一番キツかった・・・

氷の状態を確かめながら懸垂下降
いよいよ登攀開始!

表面が緩んでアックスがなかなか決まらず。

氷瀑の下はけっこうな水量が流れていましたが、氷は硬く安定していました。

たった30mの高さでもけっこうな高度感でした。きっちり確保してくれたカミさんに感謝。
滝の上からのチトカンベ岩と流氷帯

約3時間でルートを替え2本練習して終了。
久々のアイスクライミングで腕がパンパンです・・・
羅臼町に移住して16年。
知床半島最奥の住人として番屋に暮らし、登山ガイドをしています。