マタルとはアイヌ語で「冬の道」。
その昔、アイヌの人々が半島横断していたとされる「ルサのっこし」へ行ってきました。
偶然にもお客様のご先祖様がアイヌとのことで、先人たちに想いを馳せながらのトレッキングです。
例年に比べて雪が少なく、スノーシューでササを何度も踏み抜きました。
川の渡渉もスノーブリッジが薄く慎重に渡ります。
これがホントの薄氷を踏む思い。
朝から降っていた雪もやみ風もなく良い天気に恵まれました。
国後島にうっすらとへばりついた流氷が見えました。
ルサのっこしにて
風の通り道であるルサの稜線は奇跡的に穏やかでした。
標高300m足らずでも、ここは知床の稜線、両側の海が見渡せます。
オホーツク海、ルシャ沖の流氷
カフェ「ルサのっこし」1時間限定オープン
前日の猛吹雪から一転してこの天気。
今日のトレッキングはご先祖様に導かれたのでしょうか。
知床のスノーシュートレッキング
3 comments on “マタルを往く”
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ここに道があれば近道できるのになぁ~といつも思うのですが。。。それにしても良いお天気ですね。この週末こちら都内は大雪?でぐちゃぐちゃでしたが、一人こっそり楽しんでいました。
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あれからもう6年になりますか。あの時と同じく晴天のルサのっこしでした。ここに道があったら便利だけど、やはりないからこそ良い場所であると思います。
東京の大雪大変でしたね~
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雪美さん、その節はお世話になりました。
関東の大雪でフェリーが欠航となり、戻り損ねました。。。。
雪美さんの仰る近道はもしかしてウトロ側と羅臼側を歩いて行き来するっていうことかしら?
道なき道でも雪美さんなら出来そうです。
ビジターセンターの標識設定ボランティアありがとうございます。