一週間ほど、利尻礼文へ遠征してきました。
春山とはいえ、厳しいことで有名な山。
天気待ちするつもりで、3日分の食料をもって山麓にベースキャンプを設営しました。
初日は強風で停滞、2日目は風は強いもののピーカンでした。
ルートは夏道のある北稜、日が当たらないのでカチカチ。
樹林帯を抜けると良い斜面が広がる。左が北稜。
日帰りのスキーヤーやボーダーは、ここまでスノーモービルで来ているようでした。
この日は誰もいませんでした。
8合目避難小屋からの山頂。ここでスキーをデポ。
ここからの風は凄まじかった。
体が持っていかれ、エビのしっぽがバラバラと降り注ぐ。顔が痛い。
耐風姿勢で亀の歩みでした。
念願の利尻山頂、風は少し落ちて何とか登れました。
夏には行けない南峰まで行きたかったが、カチカチで落ちたら最後なので断念。
長官山からの沢、ちょっと固くて肝を冷やしましたが、良い斜面です。
もう少し遅い時間なら雪も緩んで快適でしたね。
利尻の山容、最果て感は知床以上かもしれません。
近年は登山者のみならず、多くのスキーヤーやスノーボーダーを惹きつけているようで、その理由がわかりました。
以前礼文島で毎日この山を見て過ごしたので、僕にとっても特別な存在です。
まだノーマルルートしか登る力はありませんが、いつか他のルートも登ってみたいですね。
行動記録 4/23
6:00co200BC~9:00避難小屋9:30~11:00山頂11:15~12:00避難小屋12:30~13:30BC帰着