GW後は雪山を名残惜しむかのように、知床峠付近の山へ

5/9 知西別岳雲海スキー

雲海へ飛び込む感覚でした。

5/12 羅臼湖スノーシュートレッキング

雪が珍しい海外からのゲスト。


3.8の沼にて。この日はスノーシューを使った最後のトレッキングでした。

5/16 天頂山~羅臼湖 残雪藪漕ぎ登山

町民ツアーで天頂山火口湖へ


ハイマツ漕ぎを楽しむ地元民たち


まとめて羅臼湖も行ってしまうという欲張りな1日でした。

5/18 天頂山火口湖めぐり登山

日に日に変化する火口湖


ハイマツの海


火口湖へ尻滑り

何だかんだで例年同様の残雪状況になり、最後の雪山を楽しむことができました。

4/27に知床横断道路が開通、最後の雪山シーズンです。
道路開通後は毎日羅臼湖周辺へ通う日々でした。

4/28 知西別岳へ

羅臼岳と羅臼湖を眼下に。
雪は思ったより多くてピークまでハイマツ漕がなくて済みました。


羅臼湖へ滑降

4/29 羅臼湖~天頂山
前日に知西別岳から見た雪渓を辿って、普段とは逆に羅臼湖から天頂山へ上がってみました。

雪庇

山頂を経由して火口湖へ。

火口湖の底へ落ちるように滑りました。


ところどころハイマツ漕ぎでしたが、予想より少な目でした。

4/30 知西別岳へ
昨年GWにお越しいただいたリピータ様、今回はスキー持参でした。

大沢をシートラで登る

遠音別岳をバックに

極太板を頑張って担ぎ上げました。

この日は20℃超える夏日で山頂でのんびりコーヒータイム

のんびりしすぎて下山は道路閉鎖ギリギリでした。

5/1 羅臼湖スノーシュートレッキング

羅臼湖ではあまり展望は良くありませんでしたが・・・


道路閉鎖時間ギリギリまで粘って、最後は三の沼で羅臼岳も望めました。

5/2 羅臼湖スノーシュートレッキング

曇り予報でしたが、晴れて涼しく歩きやすい日でした

3.8の沼


羅臼湖にてランチタイム。
この後は橇やスキーで羅臼湖へ滑降しました。

4/23~24の1泊2日で斜里岳へ。
根北峠から入山、森林限界の800m付近でBC設営。

早めにテント張って、ポカポカ陽気の中で乾杯


テン場からの日の出。


東尾根と東斜里岳(1452峰)。例年よりかなり早い雪解けに、藪漕ぎも覚悟しました。

藪をかわしながら、1452峰をトラバースして稜線へ。
雪は思いのほか固く、核心部ではロープで確保しながらの行動でした。

稜線はまだ雪が残っていてアイゼンが良く効きました。

BCから3時間ほどでピークへ。

山頂標識がなくなっていました。


下りも少し藪を漕いだが、順調にBCへ戻り下山。

何とか雪を繋いでギリギリ間に合った斜里岳東尾根でした。
GWはもうハイマツが立ち上がって厳しそうですね。

前篇からの続き

知床岬周辺の海岸線を散歩していたら2mの背骨発見。

場所から推測して、昨夏に座礁したマッコウクジラかもしれない。

BCへ帰る途中に通せんぼに遭う。

昨年話題になったパンダグマでしょうか?
海岸線から動かないので、大きく岩礁帯を遠回りして回避しました。

この日は6時間余りの行動で、知床岬の春を堪能しました。

3日目は日の出とともにカヤックで帰路へ

ベタ凪も海霧で視界がない。ウニ採りの船外機に注意しながら漕ぎ進む。


場所によっては氷泥ができていた。
この時期海水温はまだ氷点下、ドライスーツ必携です。


オオワシ成鳥がまだ残っていた。


帰りもトドの群れと何度も遭遇。頭がでかいのはブル(オス)と思われる。
トドの群れはシーカヤックに興味があるのか、警戒しつつもつかず離れず後を付いてきた。
タケノコ岩から観音岩まで1時間以上、この群れと並走する感じで漕いでいた。
今回は延べ50頭以上のトドを目撃。この時期まだこれほどたくさんのトドが根室海峡に残っているのは珍しいこと。エサが豊富に取れるからだろうか?

帰りは5時間あまりで相泊へ着いた。
奇跡的に暖かくて海も荒れず、のんびり春を堪能できたシーカヤック3日間の旅でした。

シーカヤックで春の知床岬へ旅してきました。

数日間の晴天予報、しかも気温が高い。このチャンスを逃すまいと海へ漕ぎ出しました。
9:00相泊を出艇、南風にのって順調に漕ぎ進む。

モイレウシから見たポロモイ岳。


「ペキンの鼻」に上陸して、安全航海祈願

13:00赤岩へ到着。追い風に乗って僅か4時間で着いてしまった。
BC設営後に裏山へ下見。明日は稜線に上がる予定です。

翌日の日の出。

アカイワ川を遡行して516ピークを目指す。
山はまだ雪が残っており、所々踏み抜いたが概ね歩きやすかった。

この沢は9年前、自身のパーティーで滑落事故を起こした場所。
戒めの再訪でした。


516峰から知床岬を望む。ここまでBCから2時間あまり。

ここから岬まで稜線を辿る

雪解けからフクジュソウが顔を出す。
思ったより残雪があり、稜線歩きは2時間かからずに岬へ下りる。


黄金色の岬台地。


干潮で、岬沖の岩礁帯を歩けた。

後篇へ続く