常連様とともに、1泊して斜里岳へ。
初日は強風が残る中、根北峠から2時間樹林帯を歩いてBC設営。

標高800mのテント場からは日の出が見えた。
当初はパンケニワナイ沢を詰めて、斜里岳をダイレクトに狙う予定であった。
しかし沢に降りてみると、とんでもない光景が。

前々日の大雨で、沢が轟轟と流れている。この時期では初めてのこと。
しばらく渡渉しながら遡行してみたが、途中の大滝も完全に露出して巻くこともできない。
沢を詰めるルートは断念した。
やむなく東尾根へ登り返す。

尾根に出るまでは急登で、かなり消耗させられた。

頂上にて。
天気は最高で風もなく、海別岳など知床連山の展望が素晴らしかった。
流氷はかなり減っていて、沖に少し見えるだけだった。
























羅臼町に移住して16年。
知床半島最奥の住人として番屋に暮らし、登山ガイドをしています。