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昨冬、知床岳を登頂した常連様とともに、1泊2日で厳冬期の東岳を目指しました。

前日に降った大雪で、スノーシューでの膝ラッセルはまさに苦行。
雪は重たく、普段の2倍近い時間を費やして標高800mまで。
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BCからのご来光。昨夜は厳冬期とは思えないくらいの暖かさでした。

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早朝は強風とガスで見えなかった稜線も、少し停滞してすっきり晴れたのでピークアタックへ出発

暖気の影響で雪が緩み、スノーシューで順調に高度を稼ぐ
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後光がさしてました

南風が強いものの、凍てつくような寒さはない。結局スノーシューのまま頂上へ
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標高1520mは知床岳も眼下に

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頂上からの眺めは抜群。高曇りでしたが、硫黄山から羅臼岳まで見えました。
流氷がなかったのが唯一の心残りですね。

ほぼ諦めていたピークを踏むことができて本当に幸運でした。

羅臼での雪山半日トレッキング、現在ツアー実施中です。

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熊越の滝コースの他にも、

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天気の良い日は小さなピークでランチタイム

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風が強い日は雪洞やツエルト張って

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いずれも2時間半~3時間ほどの短いトレッキングです。

雪山初心者でも、おひとり様でもご参加頂けます。
冬の半日トレッキングガイド
2/29までエクスプレスバスに合わせて実施中です。
3月以降でご希望の方はお問い合わせください。

最近は珍しく穏やかな天気が続いているので、暇があれば一人スキー登山してます。

2/5 羅臼岳南東尾根

あわよくば日帰りでピークと狙おうと思いましたが、そこは厳冬期。そう簡単には行きません。
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標高850からの羅臼岳。森林限界からは強風で進めず撤退。

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地吹雪の中、知西別岳と天頂山は見えていました。

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このルートはなかなか良い斜面があるのですが、雪は重く知床の短いパウダーシーズンは終わりを迎えようとしています。

2/6 丹刈別(三角点名)

半島先端部、クズレハマとウナキベツの上流にある540mの山です。
そろそろ流氷が羅臼側に回っているようなので、山から流氷を探しに行きました。

そして
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沖に僅かな白い帯を発見。本体はまだですが、一応羅臼流氷初日です。

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ピークからは知床岳がキレイに見えました。

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ポロモイ岳(左上)

おまけ
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クマゲラ

厳冬期の東岳にてBCスキー。2週続けて滑ってきました。

1/24(日)
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標高1000mからの稜線

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粉雪を散らしながら1000mのダウンヒルは至福の時間でした。

1/31(日)
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この日も稜線は天気が悪く標高850mまで

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週に一度は山に入らないと気が済まない人たち

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雪は最高で、知床ではあまり味わえない深雪のパウダーでした。

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国後に向かってダウンヒル。羅臼ならではのロケーション

東岳は近年、遠方からも滑りに来られる方が増えているようです。
BCとして素晴らしいフィールドですが、知床の気象条件は厳しいです。
冬山登山の心づもりで入山しましょう。
我々も、裏山といえるこの山の厳しさに何度も痛い目をみています。

過去何度もご一緒いただき、羅臼岳パートナーとも呼べるTさんとともに厳冬期の羅臼岳へ。

今回はウトロ側からアプローチ、初日は出発が遅れ途中で日没に。
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闇に浮かび上がる羅臼岳

翌日は天気も上々、でも寒気が入り極寒でした。
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天頂山

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厳冬期の羅臼岳は神々しい

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知西別岳

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徐々に雲も取れ、「今回はもしかしたら行けるかも!」と意気込んだが

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ルンゼ入口はやはり厳しい風でした。

この後標高1400mまで頑張りましたが、完全にホワイトアウトになりやむなく下山。
やはり厳冬期の羅臼岳、簡単に登らせて貰えません。

下りはホワイトアウトの中、私は完全に雪酔いしてしまい、吐き気でフラフラになりながら滑ってきました。
雪が良かっただけに悔しかったですが、怪我なく無事に帰れたので良しとします。

おまけ
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雪崩の危険性を調べるピットチェック